【直前対策!】金沢医科大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

【直前対策!】金沢医科大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

小論文について(2次試験)

時間:60分

 

形式:小論文(200字以内で要約、200字以内で意見論述)1題

 

内容:人口密度と人口当たりの交通事故死者数、感染症、新型インフルエンザ、学び、不確実な医療、安心して救急車を呼べる日の実現、医師の資質と学生時代の過ごし方など、幅広く医療系のテーマから出題される。

 

対策:要約のポイントは、筆者が立てた筋道を追って、キーセンテンスを拾いながら、本文全体の流れをつかみ、接続詞でキーセンテンスをつなぐことである。ただ本文の言葉をダラダラと丸写しするのではなく、論理の順序に沿ってキーセンテンスを並べ替え、まとめる必要がある。2020年から要約問題に加えて意見論述問題も出題されるようになった。

面接について(2次試験)

時間:30~40分

 

形式:グループ討論

 

内容:iPS細胞の今後のありよう、患者の社会的背景などを知ったうえでの診療の是非、オリンピックの報道の問題点、優柔不断な性格、メディア・リテラシー、高齢者の在宅医療、医療検査の際に生じる問題点、延命治療、インフォームドコンセントの定義により発生する問題点、死を肯定することなど。

 

対策:まず、課題文が与えられ9分ほどで読みメモをとる。その後、別室に移動し、一人ひとり自分の意見を1分程度で述べる。まわりの意見を聞いた上で、自分の意見をかぶせるように話すと評価されやすいので、その場の全体の空気をしっかり読みながら、落ち着いて話すようにするとよい。一人で暴走して話すことだけは絶対に避けること。

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