インタビュー

母娘対談「医学部合格までの道のり」

家族みんなで乗り越えた医学部受験

2015年4月、メディカルフォレストから杏林大学医学部に入学したSYさん。医師のお父さまに憧れて医師になることを決意したものの、現役受験では思ったような結果を得られず浪人を経験。その後、家族みんなで受験勉強を頑張り抜き、みごと杏林大学医学部医学科に正規合格しました。

 

不合格、浪人、そして合格までの道のりを、お母さまとの対談で振り返っていただきました。

挫折してしまった浪人一年目

お母さま】 「女医になりたい」と娘が言った時は、本当に驚きました。夢にも思いませんでしたし、実際、成績も決して優秀というわけではなかったんです。

 

【SYさん】 開業医である父が日々奮闘する姿を幼い頃から見るうちに「地域医療」という仕事に憧れを感じるようになったんです。両親は、それはびっくりしたと思います(笑)。医学部を受験するレベルではありませんでしたから。
それだけに覚悟して臨んだつもりでした。ところが、大手予備校での浪人一年目は、受験時期を迎える前にもう挫折してしまったんです。気持ちが続かなくなったというか、諦めてしまったというか…。

 

【お母さま】  私が見ていても「環境が合っていないな」と感じましたね。娘も辛かったと思います。

 

【SYさん】 やはり大手予備校は受講人数が多いですし、一人ひとりの苦手なポイントをきめ細かくケアするというわけにはいきません。私には数学という苦手分野がありましたが、そこを重点的に指導していただくとか、志望校のレベルを自分に合わせて調整してもらい、それに合った対策をしていただくとか、メディカルフォレストでは当たり前の指導もなかなか受けられませんでした。とても不安で、質問を一つするのも「恐い」と思ってしまっていました。精神的に萎縮してしまい、もう受験勉強そのものにも集中できなくなってしまっていたんです。

受験に集中できる環境を探して

【お母さま】 メディカルフォレストのことは、娘が自分で調べて「二年目は大手ではなく、ここに通いたい」と言ってきました。

 

【SYさん】 一年目と同じじゃ駄目だと思ったんです。色々と調べるうちにメディカルフォレストのことを知って、学校訪問をしたいと母にお願いしました。

 

【お母さま】 はじめて訪れた時は「設備がとても綺麗だな」という印象。ただ、今だから言いますが、まだ設立間もないし、大丈夫だろうかと不安に思ったのも事実です。浪人二年目ですから、もう失敗は許されないと思っていましたし。

 

【SYさん】 メディカルフォレストが私に合っていたのは、とにかくいつも「サポートしてくれている」と実感できたところだと思います。勉強はもちろん、体調やモチベーションもいつも気に掛けてくださいました。精神的に余計な負荷が掛からないので、とにかく勉強に集中できる。分からなくなったら、さかのぼってとことんまで教えてくれる。そして、何より「大丈夫!」と勇気づけてくれるところが頼もしかったです。

 

お母さま】 私が、娘の様子を問い合わせしてもすぐに答えてくれる。勉強の進捗や態度まできめ細かく把握していただいていました。また、女子のやる気を引き出すことがとても上手だと思いました。娘は褒められて伸びるタイプだったようなので、こちらに通い始めて明らかに顔つきが変わったことを憶えています。

医師になる、その実感が湧いてきた

【SYさん】 メディカルフォレストに入学する前の模試では、偏差値50程度だったのですが、5月には59、8月には63、10月には66と、着実に成果が出ていたので、もう受験の前に心が折れてしまうことはありませんでした。さらに苦手な数学を徹底的にケアしていただいたので、徐々に苦手意識が薄れていき、おかげで得意だった英語まで相乗効果でさらに成績が上がっていきました。

 

お母さま】 以前では考えられないことですが、この頃、自分から進んで家事の手伝いなどもしてくれるようになりました。気分転換も兼ねていたんだと思いますが、人間的な成長も感じるようになったんです。

 

【SYさん】 メディカルフォレストには、医学部合格のためだけでなく、医師としてふさわしい人格形成のための授業があります。礼節教育やボランティア活動を通じて随分意識が変わったと思います。

 

お母さま】 勉強で結果が出てきていたこともありますが、生活とのメリハリもつくようになったんだと思います。ボランティア活動では、障がい者施設への定期訪問などを行っていて、そういう実体験がまた勉強へのやる気に繋がるんじゃないかと思います。

 

【SYさん】 メリハリという意味では、自由が丘という立地もあり、ちょっとした気分転換が気軽にできました。街を少し歩くだけでリラックスできるというか。それから、女子限定ということもあり、やはり一緒に一年を過ごした仲間の支えが大きかったです。助け合う意識もありますし、一方で競争意識も高められました。同じような境遇や生活環境に暮らしてきた生徒が集まっているので、自然と打ち解け合えたんだと思います。

人間的に成長できたことが一番の財産

【SYさん】 医師になるための勉強は、まさにこれから始まります。医師になるために受験をするのに、その受験で心が痩せ細っては何の意味もないと思います。ですから、メディカルフォレストに通って、充実した一年間を過ごせたこと、そして人間的な成長ができたこと、そのことがこれから医師の道に進むための一番の財産だと思います。

 

お母さま】 先生から頂いた「努力は運を支配する」という言葉が書かれた色紙が、いまも娘の部屋に飾ってあります。受験前日にサプライズで娘の席に置かれていたと聞いています。それを聞いた私もとても感動しました。先生やスタッフのみなさんの心遣い。厳しさと優しさが娘の合格を実現してくれたんだと思います。

お二人から、合格を目指すみなさんへ

【SYさん】 苛酷な受験を乗り越えるには、体力と環境が重要です。受験日程は過密ですから、日頃から体力作りに取り組んだ方が良いと思います。メディカルフォレストにはヨガ教室もあり、私はそれに参加していましたが、短い時間でも日々身体を動かすことを心がけた方が良いと思います。

 

お母さま】 娘の一年目の失敗を踏まえていうと、早く自分にあった環境を見つけてください。特に女子には、女子のための環境が整っていることが大事です。とても大切な一年を過ごす場所ですから、自分の居場所としてふさわしいかどうか、妥協しないで検討して欲しいです。