インタビュー

知っておきたい!医学部入試のテクニック

この記事は、医学部に合格したメディカルフォレスト卒業生の保護者の方のインタビューをもとに構成しています。

少しでもチャンスを増やす、医学部出願の際のテクニック

医学部を受験されるご家庭が最も悩まれるのは、併願校の出願についてではないでしょうか。医学部の数は限られていますし、1月半ばからの3月頭までという短い期間の中で多くの試験が行われますから、当然試験日が重なるということも発生してきます。特に、同じくらいの志望度の医学部の2次試験日が被ってしまう、という場合もよくあるようです。

 

是非行きたい!という学校の試験日が重なってしまった場合、どちらかを諦めるしかないという場合もありますが、両方の試験を受けるための可能性を少しでも増やすために、私が行った方法についてお教えします。

 

都内で試験が行われるA大学とB大学。この2校の2次試験日が被っていることは、出願前から分かっていました。しかし、受験生の娘とどちらを受けるかを考えたときに、やはりどちらも受験したい、という話になりました。そこで詳しく調べたところ、

試験科目 試験集合時間
A大学 小論文90分 朝9時
B大学 面接45分 受験番号順のグループ
随時集合

ということがわかったのです。ということは、B大学の試験順序があとのほうであれば、午前中にA大学の試験を受け、午後からB大学の試験を受けることができるかもしれません。そこで、A大学はできるだけ早く出願し、B大学はできるだけ最後の方になるように出願しました。

 

早い受験番号になるためには
・募集開始日の前日に出願書類を投函する。
・可能であれば、開始日当日の朝に、その大学の市区町村を担当している郵便局の窓口から出す。
という方法があります。投函後は郵便物の追跡問い合わせをして、確実に届いたかどうかの確認をしておくといいでしょう。

 

遅い受験番号になるためには
・募集締め切り日の前日に出願書類を投函する。
・可能であれば、募集締め切り日にその大学の入試課に出願書類を持参する。
という方法があります。締め切りを過ぎてしまっては大変ですから、必着か、当日消印有効かもしっかり調べてください。直接持参ができる大学もありますから、そういった大学であれば直接提出するのが確実ですね。

 

試験番号については、大学ごとにいろいろな方法があるようですし、年度によって試験方法や試験日が異なる場合もあります。はっきり言って運頼みの方法ですし、確実とは言えません。しかし、少しでも合格の可能性を増やしたい、という方はこんな方法も知っておくと良いかもしれません。

力を発揮できるように!試験の時の習慣づけ

緊張しがちという方は、模試の段階から、試験のたびに習慣をつくることをおすすめします。例えば我が家でやっていたのは、試験の時に持っていくセットをつくるということです。

 

我が家の場合は、
・さくさくぱんだ(桜「咲く」ようにという思いを込めて)
・チョコレートや飴数個
・水筒に入れた眠気覚ましのコーヒー
・お守り
を一つの袋にまとめて、試験の時にはいつもそのセットを持っていくようにしていました。

 

お腹が空いたり、眠くなったりした時のためという役割はもちろんですが、娘いわく、「そのセットがあることでいつも同じテンションで試験に向かうことができるようになった」そうです。プロスポーツ選手やトップアスリートなどがよくやっている「験担ぎ」や「イメージトレーニング」のように、試験に臨む前に、常に何か決まった行動を取り入れ習慣づけをすると、気分を上げたり、緊張を緩和したりといった効果が望めますから、本番前だけでなく、普段の試験から試してみるといいのではないでしょうか。

 

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医学部入試の裏ワザ!?受験生の娘から聞いたこんな体験

あとは、実際に娘から聞いた話ですが、例えば女子医科大学だと、受験番号が早い方であれば、大きな会場での試験だけれど、遅い方の番号であれば、比較的小さな会場での試験になるそうです。娘は遅い方の番号だったので小さな会場だったそうなのですが、そちらの方がトイレが混雑しておらずよかった、と言っていました。ちょっとしたことですが、気にされる方は参考になさってください。

 

また、2次試験に面接がある東京医科大学の場合は、受験番号が早かったため試験の順番も早く、待ち時間が長くなくてよかったわ、とも言っていました。これは人によるかもしれませんが、緊張しがちな方は特に、あまり長く緊張状態で待ち時間があると、試験までに疲れ果ててしまう、ということもあるかと思います。そんな方は早めに出願し、受験番号を早い方に、ゆっくり時間に余裕を持って、気構えをしたい方は遅めに出願して受験番号を遅い方に、というようにしてみてもいいかもしれませんね。

 

こんなふうに、学校ごとにいろいろな試験の方法がありますから、出願前にはぜひ先輩受験生や合格者の方、その保護者の方などにお話を聞いてみてはいかがでしょうか。あとで「ああしておけばよかった」と思うことのないよう、事前に準備できることは、できる限り入念にやっておくことをおすすめします。

 

また、こういった準備や情報収集をするのは、受験勉強で忙しい受験生にはなかなか難しいことです。保護者の方が代わりに調べてあげたり、学校の先生、予備校の先生に質問するなどして、できるだけ協力してあげてほしいと思います。医学部受験はとにかくお金も、気力もかかるものですが、それを覚悟して、受験に挑戦されていることと思います。苦労した分、合格の喜びもひとしおです。ぜひ、桜咲く春を迎えられるようお祈りしております。