【直前対策!】北里大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

【直前対策!】北里大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

小論文について(2次試験)

時間:90分

 

形式:小論文(20字以内でタイトル、100字以内で説明、800字以内で意見論述)1題

 

内容:慰めと励まし、認知症、自分が大学で行う学問や活動、現代社会、障害、アート、人間中心の医療、学問に対する態度、患者への対応、新薬発明、高齢者介護、医療医教育の目標、医師養成教育、保険制度、日本人、科学の功罪、医師の仕事、イメージと現実、近未来の医療が目指すもの、終末論的思考、常識を破る発想、終末期医療におけるインフォームド・コンセント、医師と患者のコミュニケーション、医師の資質、医学部に求められるアカデミズムの本質、生殖医療など、医療系のものだけでなく、現代社会が抱える問題群の中から幅広く出題される。

 

対策:本文の主題を素早く把握し、要約の練習をしたり、医療系についての基礎知識を習得する必要がある。要約のポイントは、筆者が立てた筋道を追って、キーセンテンスを拾いながら、本文全体の流れをつかみ、接続詞でキーセンテンスをつなぐことである。ただ本文の言葉をダラダラと丸写しするのではなく、論理の順序に沿ってキーセンテンスを並べ替え、まとめる必要がある。

面接について(2次試験)

時間:10分

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、高校生活、浪人生活の大変さ、尊敬する人物、部活動、両親、趣味、最近読んだ本、自分の長所・短所、チーム医療の大切さ、最近気になるニュース、理想的な医師像、興味のある診療科、自己PR、感銘を受けた出来事など。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

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