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東京医科大学医学部推薦入試(茨城県地域枠特別)合格!TMさんの志望理由書

一読了解!合格者の見事な志望理由書

東京医科大学医学部推薦入試(2013年度)に合格したTMさんの志望理由書をご紹介します。ぜひ、志望理由書作りの参考にしてみてください。

志望の動機

私は貴学で、現場の医師に求められる諸能力を十分に身につけ、患者さんのために全力を尽くすことのできる総合医を目指したい。

 

私は父や叔父が医師なので、幼いことから漠然と思っていた程度であったが、先般の東日本大震災のとき、父が全力を尽くした話を聞き、医師を志すことをはっきり意識した。父は茨城県日立市で地域保健に従事している。地震発生直後の夜ライフラインが止まった中、急患の妊婦がいた。父は、妊婦を助けるために、必死で病院まで走り、途中で転倒し頭から血を流しながらも、最後まで妊婦を守った。さらに父は、その後二週間保健所に泊まり込み、帰宅すると寝込んでしまった。私は、自らを犠牲にして患者さんを守ろうとする父の姿を見て、患者さんに対する使命感や意志を引き継ぎ、患者さんに全力を尽くすことのできる総合医を目指すことを決めた。

 

地域に根ざした医療を行う貴学では、専門の垣根を越えた総合的な臨床医学が学べる。医師が少ない地域では、総合的に病状を判断できる総合医が必要だ。貴学は総合診療部で、総合医の育成をする一方、また茨城医療センターを通して在宅医療や訪問介護などの県民のための地域医療を実践している。医学生はそうした貴学で学ぶことにより、地域に根ざした医療を実践できるようになる。地域の医師不足が問題の中、医師の勤務が過酷になっていることを父の姿を見て痛感した。医師不足についての認識を高め、こういう総合医が一人でも増えると、地域社会は変わるのではないか。そのために、県との連携を行い、医師が地域で医療に従事しやすい環境を作ることや、最先端医療を貴学で学ぶことにより、患者さんの治療に役立てていきたい。そうして地域社会の問題を改善し、人々が安心して暮らせる明るい地域社会作りを推し進めたい。

 

このように、私は貴学で総合的な臨床医学を中心に学び、貴学と地域と医師の三位一体の医療を実現したい。