高3生コース

高3年生向け 科目別学習アドバイス 生物編

問題文を読み解く日本語力と、事象をビジュアル化する力が大切

生物の学習は、個々の知識の暗記を先にするのではなく、全体像を把握することから始めましょう。現象の全体像を見てイメージをつかみ、大きな骨組みを作って、それから用語の知識などを付け足していきましょう。また、成績上位層になればなるほど、他の分野との結びつきがとても重要になってきます。生物で取り扱う内容は、分野ごとに分けられていますが、一歩引いて考えると、「一つの生命体の中で起こっている現象」や「一つの生態系の中で起こっている現象」についての学問であることが見えてきます。他分野とのつながりを見つけることは、生体で起こっている現象が起こる原因や、その現象の意味を理解するのに必要です。

問題内容の把握や考察問題は、特に日本語力が必要になります。日本語をしっかり読み、分析する力、また、読み手に正しく伝わる文章を書く力が不可欠です。生物の実験問題では、初見の内容が取り扱われることが多いです。その際、初めて見た単語に惑わされず、そのしくみを読み取るためには、読解力が必要です。現象の理解・読解力・説明表現のすべての学習に共通して言えることは、事象をビジュアル化すること、つまり、絵や図を描くことです。絵や図を描くにあたり、その事象について、詳細を自分で調べ、疑問を解決していくことによって、生物に対するより深い理解につながります。

生物は、積み重ねがとても重要な科目です。他分野間とのつながりが見えてきて初めて、平均点から一つ抜けた得点をすることができるのです。ですから、学校の進度とは関係なく、なるべく夏休みまでには全範囲を終えるようにしてください。受験生にとって、大きな武器になりうる科目ですので、コツコツ積み重ねる学習を継続しましょう。