『産業医科大学医学部入試ー小論文・面接対策ー』

小論文について

時間:60分

 

形式:小論文(50~100字以内で説明、600字以内で意見論述)1題

 

内容:ストレスと健康、地球温暖化、ネット社会、人間と機械の知性の違い、医師として内的権威を磨くこと、想定外への対処、婦人科医師の行動のあり方、筋道の立ったことを相手にきちんと伝えることなど、医療系のものだけでなく、現代社会が抱える問題群の中から幅広く出題される。なお、英文の課題文も出題されるようになった。

 

対策:小論文の頻出テーマに関する基礎知識がないと論が膨らまないので、予備校などで本格的な小論文対策を要する。

面接について

時間:20分

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、併願校、産業医の意義、今後の産業医のあり方、産業医への資質や適性、理想的な産業医像、修学資金貸与制度、自分の長所と短所、高校時代にがんばったこと、大学に入ってやりたいこと、友人、得意科目、リーダーシップなど。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

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