月別アーカイブ: 2015年12月

英検などの入学優遇処置

2015年12月30日

中高一貫校の高校1年生のSさんは、高校入学直前の3月から英語科主任の田中先生の個別指導を受けました。
英語は、勉強するのも嫌なくらい苦手意識を持ち、中学の成績は5段階評価の2でした。

ところが6月初めに行われた英検の試験で、高校中級程度の内容である英検準2級の学科試験にみごと合格することができ、短期間でフォレストの英語指導の成果が現れました。
田中先生の授業では特に英検の過去問をやったわけではないのですが、確実に英語の力がつきました。
これがきっかけとなり、Sさんは次は2級そして、準1級を目指したいと英語の勉強をやる気になっています。

現在、大学入試の改革が進められていますが、すでに英検は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。
中央教育審議会では、平成26年12月22日の第96回総会において、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)」を取りまとめました。
その一部に、英語教育について、「真に使える英語を身に付けるため、単に受け身で『聞く』『読む』ができるというだけではなく、積極的に英語の技能を活用し、主体的に考え表現することができるよう、『話す』『書く』も含めた4技能を総合的に育成・評価することが重要である」とあります。

フォレストの英語授業で、この4技能を習得し、生きた英語力を高めましょう。

進学アドバイザー

医学部入試前日の宿泊②

2015年12月28日

今回は、非常事態の備えについてお話させていただきます。

宿泊案内というチラシが出願書類の封筒に一緒に入っている大学があります。
宿泊をご検討されている受験生は、同封されている宿泊案内で申し込みした方が安心のようです。
宿泊先のスタッフも受験生の対応に慣れていますし、お弁当の取得もしやすいのではないでしょうか。

また、同じような受験生を見かけたりすると、たとえ会話を交わさなくとも心強いものです。
なかには、同じ宿泊先の受験生と仲良くなって、一緒に試験会場まで行った生徒もいます。

個人で申し込む場合、この時期、大学委託の旅行会社が押さえているため、なかなか予約が取れない場合がありますのでご注意下さい。
でも、逆に受験日の直前だと旅行会社が手放したホテルの空きが出て、予約できるかもしれません。

試験会場の最寄り駅のある路線に遅延が生じた場合は、試験開始時間を遅らせるなどの措置を取ってくれる場合もありますが、乗り換え手前の路線については優遇措置がとられる可能性は低いと思われます。

東京では近年、受験期に大雪に見舞われ大混乱になりました。
最近は電車の遅延で30分も車内に閉じ込められたというニュースも耳にします。
早めに出発しても、緊急時には不安が生じます。
事前に違う経路も確認しておくことはもちろんですが、いざというとき車で1時間以内でかけつけられる距離でなければ、ホテルの予約を検討してみても良いかもしれません。

教務スタッフ

医学部入試前日の宿泊①

2015年12月24日

北里大学は、試験当日、大学前の道路が渋滞することで有名です。
最近は試験日程が週末になり、いくらか緩和されました。
ただ、マイカー受験者が沢山いるため、まだまだ渋滞には注意する必要があります。
相模大野から大学行きのバスも出ていますが、ぎゅうぎゅう詰めの満員で、試験場に到着する頃にはげっそりしたと言う受験生の話も聞きます。

ですから、東京に住んでいる受験生でも早い時期から宿泊を予約していることが多いようです。
枕が変わると眠れないという受験生以外は、宿泊先の予約も検討してみてください。

ちなみに私はわが子を連れて北里大学へマイカーでいきました。
早めに出発したつもりが、門に着いたときにはすでに集合時間目前でヒヤッとしました。

先日、北里大学の白金キャンパスの近くを通ったのですが、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別名誉教授の祝福ムードで活気づいていました。
本当にすばらしいですね。おめでとうございます。

教務スタッフ

医学部への志望理由

2015年12月22日

医学部出願の際、面接資料となるような様々なことを記入する大学があります。
これに関しては、フォレストではベテランの日本語科の講師が一人ひとりの状況を確認し、添削しています。
ボランティア活動の記入をする大学もあり、フォレストではカリキュラムのなかにボランティア体験を設けています。

大学案内に書かれている形式的な内容をほとんどの受験生が志望理由として書きます。
しかも、面接官はこの大学が受験生にとって何校も受験しているうちの一つだと知っています。
肝心なのは、面接のとき質問されたら、自分が書いた内容に沿って応えなくてはならないということで、誠実さがあるかどうかがポイントです。

大学ごとに一生懸命考えて書いても緊張している面接の席で忘れてしまうこともあります。
これらのことから、地方の大学は地域医療、医療系の総合大学は総合医療、文学部など医学部以外もある大学は医療系以外の学生との交流の中で幅広い視野の人材育成、医学部の単科大学では実習というように、大まかに大学の特色を捉えておくと混乱せずにすむのではないでしょうか。
ここで、実習と挙げたのは、説明会などに行くと、特に、実習をアピールする大学が多いからです。
国立大学の特徴との大きな違いはそこにあるようです。

それから、受験生の皆さんは強い意志を持って、お医者さんになりたいはずです。
その気持ちの医者への志願理由とどのような医者になりたいのかはより具体的に、簡潔にまとめておくとよいですね。

中には、入試の際、会場で記入する大学があります。
いきなりその場で書けと言われ、戸惑う受験生も沢山いますので、材料を事前に集めておくと良いでしょう。杏林大学の2次試験ではその日に面接資料を記入するそうです(過年度情報)。
早くに試験会場に行き着席するとじっくり書けると、受験した生徒が言っていました。
面接官に突っ込んでほしいことはあえて曖昧に書くなど、工夫しながら記入しましょう。

教務スタッフ

医学部をめざす高校生の皆さんへ

2015年12月20日

こんにちは、進学アドバイザーの望月です。
高校生は、定期テストが終わり少しほっとしている頃でしょうか。
お疲れさまでした(o^^o)

フォレストの高校生コースは、“オールインワン個別指導” をメインカリキュラムとしております。
高校生にとってまず必要なのは、内申点をしっかり取ることですよね。
ですから、ベースは定期テスト対策に焦点を絞って授業を行っています。

まずは生徒との相性の合う担当講師を決めます。
とくに女子の場合は、講師とのマッチングは学習効果に大きな影響を与えますので慎重に選定します。
その後、担当講師が今までのテストや高校の先生の出題傾向を分析し、出題の可能性が高いと思われる問題を重点的に厳選して演習を行います。
こうした定期テスト対策に的を絞ったピンポイント対策により、本番では確実に点数が取ることができます。

またテスト前には、必ず目標点数を決めてもらいます。
ただやみくもに勉強をする人より、目標を持って勉強している人の方が、圧倒的に良い結果を残します。
今までの結果を参考にしながら、より高くかつ現実的な設定をするようアドバイスしております。

推薦入試あるいは内部推薦を目指すのであれば、毎回の定期テストは成績に大きく影響し、その成績によって内申点が決まってしまうぐらい大切なものです。
しっかりと対策をたてて取り組みましょう!

・思うように点数が取れない・・・
・勉強の方法がわからない・・・
・推薦入試、ほんとに狙って大丈夫かな?

もし今回のテストが思うように行かなかった人や、モヤモヤ悩んでいて不安な人がいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
お電話でも大丈夫です!
次のテストにむけて、一緒に対策を考えていきましょう。

安心してください、これからがスタートです☆

医学部受験の出願作戦②

2015年12月18日

今年は、日本医科大学と自治医科大学、川崎医科大学と埼玉医科大学、独協大学と北里大学、帝京大学と東海大学あたりで迷われる受験生が多いかもしれません。

甲乙つけがたい選択となりますが、やはり問題との相性が大事です。
あとは、時間割と各教科の配点によって選択が分かれるかと思います。

昨年のフォレスト生から、
「苦手な理科で撃沈し、もう午前で帰りたくなった」とか、「苦手な数学が出来ずに、その後の教科をどんよりした気持ちのまま受けてしまった」という失敗談が聞かれました。

もし、受験校選びで迷ったら、時間割も考慮しても良いかもしれません。

教務スタッフ

医学部受験の出願作戦①

2015年12月16日

各大学の受験日が重なる大学があります。

まず、杏林大学の2次試験と東邦大学の1次試験です。
とりあえず両方出願し、杏林の1次試験の結果が残念な場合は東邦の1次試験を受ける、という作戦を立てる受験生がいます。
東邦大学は2013年の入学者から学費を下げ、難易度が高まりました。
両方の試験対策をして、手応えを感じている受験生は両方出願が可能かと思います。
東邦大学は英語の配点が高いという特徴が顕著に出ており、英文も医学的な内容が含まれることが予想されることから、英語が得意な人にとっては杏林より東邦のほうが向いているかもしれません。
要するに、大学との相性もありますので、偏差値の難易度で一概には決められないのです。

このように、医学部受験は偏差値だけではなく自分に問題が向いているかどうかで、合否が分かれてしまうのだと考え、先ずは、己の力と出題傾向をしっかり分析して受験校を決断してはいかがでしょうか。

教務スタッフ

医学部願書の取り寄せ

2015年12月14日

フォレストでは9月中旬に願書購入の注文をとり、一括で購入し、一部の大学を除き10月初旬に生徒にお渡ししています。

しかし、模試の結果や過去問対策をする中で志望大学が変わってきますので、今になって願書を買い求める生徒が出てきました。
幸い、フォレストの最寄の駅前に願書を販売している書店があり、事なきを得ています。

一部の大学では書店の取り扱いがない大学もあり、そういうときはテレメールが便利です。

ただし、金沢医科大学、久留米医科大学などのテレメールの支払いは、郵便小為替を大学に郵送しなくてはなりません。
フォレストでは、スタッフがそのお手伝いをしていますが、郵便小為替はゆうちょ銀行の窓口が開いてる9時から16時の取り扱いとなり、12月から1月始めは郵便局がひどく混雑することからご注意ください。

教務スタッフ

医学部入試の受験番号②

2015年12月11日

基本的には早く出願し、早めの受験番号を取得することをお勧めします。
なぜなら、2次試験の面接は受験番号順に行われることが多く、また、書類に不備が見つかったときに対応する時間が十分にとれるからです。

小論文が2次試験で実施されない大学では、集合時間が受験番号ごとに分かれ、面接の待ち時間がさほど長くなりません。
でも、2次試験の集合時間が1次合格者全員同じ場合は、朝から夕方5時過ぎまでかかってしまうこともあります。
試験の待ち時間というのは、長い緊張感や不安感に襲われて疲れるものです。
面接の質問を想定し、あれやこれやと答えを模索したりするのに時間を費やしがちで、待ち時間に勉強をしてれば良いやなどと思っていても、なかなか落ち着いて学習するのはむずかしいようです。

ですから、早く試験会場を後にし、自宅や予備校で次の試験に備えたり、疲労回復するのに時間を費やしたほうが良いのではないでしょうか。

教務スタッフ

メディカルフォレスト冬期授業の様子

2015年12月9日

こんにちは。
進学アドバイザーの望月です。
一段と寒くなってきましたが、体調管理は大丈夫でしょうか。

今週からいよいよ冬期授業がはじまりました!
今回の冬期授業は、重要項目、頻出分野を中心に、やり残しや取りこぼしなどがないかの最終チェック、実戦力を確実にするための演習など、これまでの総仕上げの授業内容となっております。

フォレスト生は、とても真面目で意志の強い生徒が多いのが特徴です。
休み時間はわいわい元気に盛り上がっていますが、それぞれが早めに教室に戻り、自習や音読、プリントの整理など、自分のやるべき課題に主体性をもって取り組んでいます。

メディカルフォレストの教育モットーは、自主尊重です。
まわりに流されず、自分の信じる道を突き進む、その先に必ず自分の求めるゴールが見えてくるはずです。
そうした指導を私たちスタッフ、講師一丸となってしています。
生徒たちもそういう気持ちを汲んで、日々成長し、変わってきています。

「目標に向かってやり遂げる」
日々彼女たちから学ぶことばかりです。
さまざまな試練を乗り越えてここまできました。
最後まで努力を惜しまず、後悔しないように全力を出し切ってがんばってほしいと思います。

がんばれ、フォレスト生★