月別アーカイブ: 2016年1月

医学部受験の日の朝食

2016年1月31日

受験生も保護者様もそろそろお疲れが出ていることかと思います。
ご苦労様です。
東京はとても寒い週末を迎え、とくに郊外で行われた北里大学、獨協医科大学、埼玉医科大学などの受験者は大変だったのではないでしょうか?
風邪をひかないようにご注意くださいね。

私立医学部試験は1次試験を受けてから合格するまで、最短で杏林の6日ですが、ほとんどの大学は10日から半月かかります。
補欠になると3月末、もしくはその大学の入学式前日まで落ち着かない気持ちで過ごすことになりますが、皆様、体調を整えて頑張ってください。

今日は、医学部受験生のご家庭で大人気のお料理をご紹介します。
サバの味噌煮とビーフシチューです。

青魚と牛肉を食べさせるようにしたのは、青魚は記憶力をアップさせ勉強の効率が上がるとのこと。
牛肉も脳を活性化させると同時に、体も活性化させるようです。
朝が苦手でいつも午前中ボーと過ごす受験生は、受験の日は朝からお野菜たっぷりのビーフシチューを食べ、最初の科目からちゃんと頭が働くようにしましょう。

教務スタッフ

医学部受験の番狂わせ

2016年1月30日

ベネッセ駿台模試
A:合格可能性80%以上
B:合格可能性60%以上80%未満
C:合格可能性40%以上60%未満
D:合格可能性20%以上40%未満
E:合格可能性20%未満

河合塾模試
A:合格可能性80%以上
B:合格可能性65%以上80%未満
C:合格可能性50%以上65%未満
D:合格可能性35%以上50%未満
E:合格可能性20%未満

上記は予備校2社の模試の結果における合格判定基準です。
先日、「模試でB判、C判取れてたのに1次通らなかった。
あとD判の大学しか残ってない」と嘆き、自信をなくしかけている受験生を見かけました。
D判の大学は無理でも、B判、C判の大学は行けそうと思っていたのでしょうが、B判、C判でも10人に3〜6人は思い通りにいかない結果であることを再度、認識してなくてはなりません。
たとえA判でも100%ではありません。
しかも、たいていは10月までの模試の結果です。
私立医学部入試は1月の後半から始まりました。

最後に模試を受けてからみなさんの力はそのままでしょうか?
夏以降、部活をやめてようやく受験に集中できた現役生がいます。
秋以降、だらけてしまった人もいれば、さらに集中して頑張った受験生もいます。

ですから、各大学毎に問題の特徴が異なり、僅差でひしめき合う医学部受験においては、たとえA判が取れていても、D判だったとしても、合格予測は難しいです。
模試でE判が出ていた受験生の実力不足は否めませんが、秋以降の頑張りと問題の相性によっては合格することもあります。
そのようないわゆる番狂わせの受験生を多く見てきました。
医学部1次試験の合格ラインあたりにはたった1点に100人が並ぶと言われます。
実力がある、なしに関わらず、その日の試験で1点でも多く取った受験生が2次に進みます。
あなたも、あと1点だったのかもしれません。
残りの試験、終了間際まで1点でも多く取るために、ただがむしゃらに挑みましょう。
そして、受かると良いなではなく、なにがなんでも女医への道を自分で勝ち取りに行きましょう。

教務スタッフ

私立医学部受験の後半戦

2016年1月29日

これまでにすでに受験を終えた大学のある受験生は多いと思います。
そして、残念ながら、その結果が思い通りでなかった受験生もいるかと思います。
でも、それを逆にチャンスと気持ちを切り替えてみてください。

1月に受験した医学部すべてに合格した生徒がいました。
そのため、1次試験と2次試験で、連日となり、緊張もともなってすっかり2月初旬の第1志望の1次試験の頃には、疲れ果て、集中力も途中で切れてしまい、志望校含む2月の試験はすべて1次で残念な結果になりました。

一方、1月の1次試験は重ならないように出せるだけだしたと言っていた生徒がいましたが、結果を残せず、東京女子医科大学の1次試験の後、スケジュールがぽっかりと空いてしまいました。
しかし、その期間、集中して勉強して、昭和のⅡ期に合格したと報告を受けたことがあります。

なんとか気持ちを切り替え、もう一度テキストを見直し、体制を建て直してこれからの試験に集中しましょう。

教務スタッフ

私立医学部の滑り止め

2016年1月28日

今日は東京女子医科大学の1次試験です。
スタッフも、受験生の今までの頑張りが報われて欲しいと願いながら、朝から落ち着きのない気持ちで過ごしています。

よく抑えの大学という言い方をします。
でも、医学部においては抑えの大学はないと思ってください。
模試においては偏差値が僅差ですがランク付けされています。
偏差値というのは50に近づくほど該当人数が多くなります。
つまり、競争相手が増えるだけなのです。

本校で3浪目を過ごし、東京医科大学と東邦大学の医学部に合格したAさん。
実は岩手医科大学を落としています。
Aさんは2浪目のときは、杏林大学と東海大学の補欠繰り上げを待っていましたが合格通知は届きませんでした。
その年、聖マリアンナ医科大学も受験しましたが1次合格まであと6点でした。
2浪目で決めたいと思っていたAさんは、模試の結果から、ここなら受かるだろうと思って受験校を選んだそうです。
Aさんは、逃げの姿勢でいたからダメだったのではないかと反省し、3浪目は弱気にもならず、自分と問題の相性が良いところを選び、見事、夢を叶えました。
その年の受験は、不思議と不安もなく、弱気にもならず、フォレストのスタッフにすぐそばで支えてもらっているという安心感から無心で望めたと言ってくれています。

よく、スポーツの試合でも無心で望み勝利を得たという話を聞きますよね。
受験生のみなさん、医学部は偏差値に関係なくどこも激戦です。
無心で最後まで頑張り抜きましょう。

教務スタッフ

杏林大学医学部分析

2016年1月27日

杏林大学は過年度卒業生にも優しい大学、6年間にかかる金額がクリーンな大学として有名でした。
しかし、数英の配点が理科より大きく、となると現役生が有利にもなります。
比較的、高校生は過年度卒業生に比べ、理科の受験準備が疎かになりがちなことからそのように言われています。
ましてや、理科と数学は新課程となっていますので、過年度生の苦戦が予想されます。

また、杏林は学費が私立医学部の中でも高額な方なのですが、1月中に一番早くに合格発表が出ることから、その結果を見て、国立の出願先を決めたり、私立受験 の作戦に役立てようとする受験生が多く出願してくるようです。
ですから、思わしくない結果が出たとしても諦めずに残りの大学に挑みましょう。
受験は始まったばかり。
今まで頑張ってきたのですから、まだまだ大丈夫です。

教務スタッフ

受験中のトイレ

2016年1月26日

入試では理科2科目が一緒の時間帯で行われる大学がたくさんあります。
となると、試験時間が長時間となるためトイレが心配です。

試験中のトイレの我慢は禁物です。
問題を解くのに集中できなくなります。
試験前の水分のとり方を工夫をする受験生もいますが、けっこう、途中でトイレに席を立っている受験生がいるようです。
とはいっても、試験中のトイレは勇気がいりますよね。

本命校の前にもう一つ受験し、トイレの練習をしてみたり、自分で勉強しているときから臨場感を持ってトイレ対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

教務スタッフ

愛知医科大学、岩手医科大学、杏林大学の1次試験発表

2016年1月25日

愛知医科大学、岩手医科大学、杏林大学の1次試験発表がありました。
皆さん、一喜一憂なさっていることと思います。

受験会場を出ると、さっそく解答速報を配布している予備校もあります。
ただ、瞬時に予備校講師が作成することから、解答に誤りがある場合もあります。
それに、自己採点をしたところで、配点も不明なため大雑把なことし分かりません。
受験は相対評価なので、終わったものは気にしない、というくらいの気持ちで前に進みましょう。

合格した受験生ほど自己採点が辛口で、不合格になった受験生は甘くつけているような気がします。
つまり、失敗の要因のひとつに自己評価の甘さがあるのかもしれません。

現役で私大医学部に合格したAさんと、3浪して私大医学部に合格したBさんの2人の兄弟のお母様は、「AはBに注意していることでも自分のことのように聞いていて、きめ細かく重箱の隅を突くように勉強しているのに、Bは注意しても右から左に抜けていくような子どもだ」とおっしゃいます。

もしかしたら、点が取れていると思っていても不合格となってしまった受験生は、少々詰めの甘さがあったのかもしれません。
もう少し慎重に、重箱の隅を突くように問題を解いたらよかったのかもしれません。

そのAさん、初めての大学入試のスタートであるセンター試験の1日目が終わった日の夜、自己採点したのだそうです。
センター試験はその日のうちに入試センターのHPに解答速報が掲載されます。
その年は国語が大波乱の年。
Aさんは見事に玉砕して覇気がなくなり、得意なはずの2日目の理数科目でも精彩を欠いてしまったそうです。
押さえの大学には合格できたものの、本命の国立大学はセンターの失敗を挽回しようという焦りからか、またまた玉砕。
合格できた大学も、化学が解けず合格する自信はなかったそうです。
センターの自己採点で懲りたAさんは、試験後、会場の外で配られていた解答速報を受け取ったものの、解けなかった問題をチェックするに留めたそうです。

いっぽう、Bさんは何度かの受験の経験より、自己採点で一喜一憂すると次の試験に差し支えるとのことで採点はしなかったそうです。
やはり、出来なかったところを復習するだけだそうです。
試験から帰宅したBさんに、お母さまが出来栄えを聞いても「わからない」と繰り返すだけで、初めの頃はヤキモキしたそうですが、受験生を動揺させるのも良くないと思うようになり、出来るだけ聞くのをお母様も我慢なさったようです。

教務スタッフ

センターリサーチ②

2016年1月24日

今までは、センターが高得点だと前期で、東大理Ⅲ、東京医科歯科大、千葉大を強きで受け、後期日程でおさえるパターンの受験生が多かったのですが、東大、信州大の後期試験が今年は実施されません。

最近、中国経済、中東石油の影響で株価の変動が大きく、不景気到来を予想する経済学者もいます。

今まで、東大、信州大を後期で狙う層が、前期から安全に行くか、私立に流れるか予想はつきにくいのですが、慶應義塾大、東京慈恵会医科大、順天堂など学費が2千万円台の大学はダイレクトに影響され、その連動で3千5百万くらいまでの大学にどう響くのか予想しにくいかもしれません。

教務スタッフ

センターリサーチ①

2016年1月23日

センターリサーチは高校生の皆さんは馴染みのない言葉かもしれませんのでご説明させていただきます。

センター試験の翌日、大手予備校などに自己採点の結果を提出します。
業者は、全国の情報を集計し、国公立、私立センター利用試験の合格予測をします。
現役受験生のほとんどは月曜に高校へ登校し、自己採点の結果を複数の業者の用紙に記入して提出しました。
センターリサーチは、模試の結果のように合格可能性の判定結果がみれるので、今後の出願に役立てることができます。

今年も、すでにセンターリサーチの結果が出てきていますが、今年、理数英は少々難問だったのでしょうか?
それでも5科目合計で9割以上を取れる実力のある受験生はぶれないようですが、8割台の力の受験生は、出願先を変えてくる可能性があります。
つまり、始めは私立医学部を考えていなかった受験生もこれから私立へ出願してくるかもしれません。
センターの終了後に出願可能な私立医学部には、大阪医科大、関西医科大、北里大、昭和大、帝京大、東海大、東京医科大、東京慈恵会医科大、東京女子医科大、獨協医科大、日本大があります。

教務スタッフ

 

 

医学部東京会場へいらっしゃる受験生へ

2016年1月22日

連日、私立医学部の入試が実施され、、皆さん頑張っていらっしゃることと思います。

東京の月曜日の雪にはびっくりしましたね。首都圏の電車は朝からダイヤが乱れ、本数を減らした為にどの車両も満員で、電車が来てもホームに取り残される乗客が沢山いたようです。
前日のセンター試験の日にならず良かったとほっと胸をなでおろしました。
しかし、異常なほどの寒波が日本列島を襲ってきているそうなのでみなさんご注意下さい。

地方にお住まいの受験生が、すでにフォレストへ体験、見学にご来校くださっておりますが、東京の気象情報のお問合せもいただきましたので、このブログでお知らせ致します。
今日はいくぶん明るい陽射しが差し込んでいますが、寒いです。
月曜は雪から雨に変わったので人通りの少ない日陰は氷が張っています。

ホテルなどにご宿泊なさる方は、宿泊前に電話で加湿器を部屋に用意してもらうとよいでしょう。
もちろん受験会場は、個人に合わせて温度調節をしてくれるわけではないので、使い捨てカイロ、薄手の服の重ね着など工夫をしてください。
それでは、皆様のご健闘をお祈りしています。

教務スタッフ