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東京医科大の歴史

2016年6月6日

こんにちは。
今日は東京医科大の歴史についてお話しします。

東京医科大の創立は1916年。
その始まりはかなり特殊なもので、旧制日本医学専門学校(今の日本医科大)の学生約450名が同学校を一斉に退学し、「学生が中心となった学校を造る」ことを目的に開設されたというものでした。
開設当時は東京物理専門学校(東京理科大の前身)内に場所を借りた、「東京医学講習所」というものでした。

1918年に「東京医学専門学校」としたのち、1946年に現在の「東京医科大学」となりました。

開設当初の目的が今も大学に深く根付いており、学生の意見が大学に届きやすいシステムとなっています。そのため、授業に関する学生アンケートを実施したり、カリキュラムや部活などについて意見することができたりします。

1916年設立ですから、今年で創立100周年を迎えたわけですが、昨年度は100周年に向けて様々なイベントも行われました。
中でも学生に(特に6年生に)ダイレクトに影響したのが医師国家試験です。
大学が「100周年に医師国家試験合格率100%を目指す!」なんて言ったもんだから、去年の6年生はもう大変(笑)。
先輩方は大変そうにされていました。
残念ながら100%達成はなりませんでしたが、新卒+既卒での合格率ランキングが全国3位を達成し、先生方はかなり喜んでおられるようでした。

東京医科大学は、言ってみれば「学生の、学生による、学生のための大学」。
そんな東京医科大学の歴史に興味をお持ちいただけた方は、ぜひ調べてみてください。
それでは。

東京医科大学3年 HS