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愛知医科大学、岩手医科大学、杏林大学の1次試験発表

2016年1月25日

愛知医科大学、岩手医科大学、杏林大学の1次試験発表がありました。
皆さん、一喜一憂なさっていることと思います。

受験会場を出ると、さっそく解答速報を配布している予備校もあります。
ただ、瞬時に予備校講師が作成することから、解答に誤りがある場合もあります。
それに、自己採点をしたところで、配点も不明なため大雑把なことし分かりません。
受験は相対評価なので、終わったものは気にしない、というくらいの気持ちで前に進みましょう。

合格した受験生ほど自己採点が辛口で、不合格になった受験生は甘くつけているような気がします。
つまり、失敗の要因のひとつに自己評価の甘さがあるのかもしれません。

現役で私大医学部に合格したAさんと、3浪して私大医学部に合格したBさんの2人の兄弟のお母様は、「AはBに注意していることでも自分のことのように聞いていて、きめ細かく重箱の隅を突くように勉強しているのに、Bは注意しても右から左に抜けていくような子どもだ」とおっしゃいます。

もしかしたら、点が取れていると思っていても不合格となってしまった受験生は、少々詰めの甘さがあったのかもしれません。
もう少し慎重に、重箱の隅を突くように問題を解いたらよかったのかもしれません。

そのAさん、初めての大学入試のスタートであるセンター試験の1日目が終わった日の夜、自己採点したのだそうです。
センター試験はその日のうちに入試センターのHPに解答速報が掲載されます。
その年は国語が大波乱の年。
Aさんは見事に玉砕して覇気がなくなり、得意なはずの2日目の理数科目でも精彩を欠いてしまったそうです。
押さえの大学には合格できたものの、本命の国立大学はセンターの失敗を挽回しようという焦りからか、またまた玉砕。
合格できた大学も、化学が解けず合格する自信はなかったそうです。
センターの自己採点で懲りたAさんは、試験後、会場の外で配られていた解答速報を受け取ったものの、解けなかった問題をチェックするに留めたそうです。

いっぽう、Bさんは何度かの受験の経験より、自己採点で一喜一憂すると次の試験に差し支えるとのことで採点はしなかったそうです。
やはり、出来なかったところを復習するだけだそうです。
試験から帰宅したBさんに、お母さまが出来栄えを聞いても「わからない」と繰り返すだけで、初めの頃はヤキモキしたそうですが、受験生を動揺させるのも良くないと思うようになり、出来るだけ聞くのをお母様も我慢なさったようです。

教務スタッフ