大阪医科薬科大学の過去の小論文や面接の試験問題や対策をご紹介します。予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。
時間:30分/形式:小論文(400字以内、意見論述)1題
内容:ワークライフバランス、墓は本当に必要か、スマートフォンは本当に必要か、医師の品格、大学、医学以外に学んでみたいこと、東京一極集中など、医療系のものだけでなく、現代社会が抱える問題群の中から幅広く出題される。
対策:序論を書く際に、課題のテーマを自分なりに論点を具体化し、テーマをさらに狭めて問題提起をする必要がある。あまりに漠然としたテーマについて書くと、話が抽象的になってしまうので注意しよう。また、小論文の頻出テーマに関する基礎知識がないと論が膨らまないので、予備校などで本格的な小論文対策を要する。
時間:5~10分/形式:個人面接(事前アンケート有、面接官2~3名程度)
内容:大学志望理由、医師志望理由、センター試験の結果、小論文の出来具合や内容、大学でやりたい部活、アドミッションポリシーに共感したこと、自分の長所・短所、高校生活、浪人生活の大変さ、最近の医療ニュース、他者に対する思いやりであなたが心がけていることなど。
対策:近年はグループ面接形式から2回行う面接形式、そして上記の1回行う面接形式と面接形式の変更が多く、形式が変更されても戸惑わない準備が必要になる。ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。
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