ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。
時間:50分
形式:小論文(800字以内で意見論述)1題
内容:現代語訳 学問のすすめ、心にとっての時間、人工知能、医師と模擬患者のコミュニケーションに関する問題点の有無、ロボット治療、健康長寿社会、混合診療、医療崩壊、社会のなかでの生き方、言葉による癒し、長寿国日本、地球温暖化、医療事故、理想とする医師像、医療格差、仁術としての医、尊厳死など、幅広く医療系のテーマから出題される。
対策:標準的なレベルではあるものの、小論文の頻出テーマに関する基礎知識がないと論が膨らまないので、予備校などで本格的な小論文対策を要する。
時間:10~15分
形式:個人面接
内容:大学志望理由、医師志望理由、面接シートに記入したこと、併願校、理想の医師像、自分の性格、自分の長所と短所、親友、部活動、浪人生活の感想、リーダーシップ、僻地医療、チーム医療、将来進みたい診療科、総合医のイメージ、AIはコロナウイルスに対してどのように役立ったかなど。
対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。
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