いつも目に入る学習計画表や個人の予定を書き込む手帳が、勉強の予定ばかりで殺風景…という方も多いのではないでしょうか。そんなときは、ちょっとしたワンポイントのイラストアイコンを入れるとメリハリがつき、やる気アップにも効果がありますよ。
テストや提出物、科目名など、何度も出てくるような言葉はイラストアイコン化して見た目を統一すると、ぱっと見たときにわかりやすくなりますし、スペースが節約できるので、小さな手帳などにも書きむことができます。また、いろいろな図形を描くことは右脳を働かせることにもなりますから、気分転換にもよさそうですね。
今回は、ボールペンで簡単に描くことができるイラストアイコンをいくつかご紹介します。
今回ご紹介するイラストアイコンを描くのに必要なものは、ボールペンだけ。難しいテクニックを使わなくても、「丸」「三角」「四角」と「表情」を組み合わせるだけですぐに描けるものばかりです。ちなみに、インクの色は黒だけでも構いませんが、赤、青、緑などがあるとイラストにバリエーションをつけることができます。
STEP1 丸を描いてみよう
描き始めは上でも下でも、どこでもOK。右回りでも左回りでも描きやすい方向で、ひと筆で描こう。
描いた丸に線を足すだけで、簡単なアイコンが完成!
りんご | 木 | さくらんぼ |
STEP2 三角を描いてみよう
描き始めはどの頂点でもOK。ひと筆でも、2画や3画でも、描きやすい描き方で描こう。
三角に線を足すとハンガー、傘、サンドイッチに!いろいろな形の三角でバリエーションをつけよう。
ハンガー | 傘 | クローバー |
STEP3 四角を描いてみよう
「三角」と同様に、描き始めはどの頂点でもOK。自分の描きやすい描き方で描いてみよう。
正方形、長方形、台形を使い分けることでいろいろな形が表現できます。
プレゼント | ジュース | ノート |
STEP4 表情をつけてみよう
表情をつけるとアイコンが一気にかわいく!気分に合わせて描き分けてみよう。
目や口の形でいろいろな表情を表現できます。
にっこり | やったね | てへぺろ |
しょんぼり | びっくり | 困った |
STEP5 組み合わせよう
3つの形と表情、色を組み合わせるだけでいろいろなアイコンを描くことができます。
三角+四角 サンドイッチ |
三角+四角 勉強 |
三角+四角 映画 |
丸+三角 アイスクリーム |
丸+四角 お茶 |
丸+四角 自転車 |
四角+表情 お届けもの |
三角+四角 キャンディ |
三角+四角 お箸 |
いかがでしたか?毎日眺めるものだからこそ、こうしたちょっとした工夫で雰囲気を変えると気分も上がりますね。
また、認知心理学などの記憶の実験で、文字だけよりも、画像と文字の組み合わせになった情報の方が記憶に残りやすいという結果が出ています。これは、脳が言語とイメージの両方で記憶するからだと言われています。
毎日の習慣を、文字だけでなくイラストアイコンでも脳にインプットすることで、「これから勉強するぞ!」「今日はしっかりリラックスするぞ!」と、気分も切り替えやすくなるのではないでしょうか?
受験勉強は自分との戦いです。自分の気分ややる気をしっかりコントロールして、毎日の勉強に向き合ってみてくださいね。
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