時間:60分
形式:小論文(400字程度)1題
内容:最善と最悪の中間、疑似科学、高齢者医療、NBMとEBM、科学不信、高齢社会、江戸期日本の多様さ、医師の資質、少子高齢化、喫煙など、幅広く医療系のテーマから出題される。
対策:標準的なレベルではあるものの、小論文の頻出テーマに関する基礎知識がないと論が膨らまないので、医療系テーマの小論文対策の本を一読しておくこと。課題文の要旨を簡潔にまとめたら、問題提起をして自分の立場を明示し、それについての具体的な事例を1つ挙げて説明すれば十分。近畿大学や久留米大学、岩手医科大学と出題傾向がある程度似ているので、類題演習としてやってみるとよい。
時間:20~40分
形式:グループ面接
内容:大学志望理由、医師志望理由、小論文の出来具合、自己PR、理想的な医師像、親の介護、原子力発電所、女性医師の増加、消費税などの福祉政策、優先席の廃止、医師の偏在、親の所得と子どもも学力の関係、食の安全、スマートフォンの功罪、被災地の医療、少子高齢化、医療費の削減など。
対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。また、グループ面接で重要なことは、試験官の質問のみならず、周りの話したことをしっかり聞くこと。そのうえで、周囲の人たちとの共通点や相違点を意識しながら、自分の意見を述べるようにするとよい。ただ、アピールしようとして自分のことばかりを話すのは悪印象を与えるので要注意。