合格者の声

AOさん

3年間の留学を終え帰国後半年で
合格をつかむことができました

国際医療福祉大学医学部医学科 一般選抜

AOさん The Putney School出身

はじめに

私はアメリカの高校に3年間留学し、6月に卒業した後、7月からメディカルフォレストで受験勉強を始めました。そもそも留学したのは、小さい頃から海外の学校に通ってみたいという憧れがあり、大人になる前に色んなことに挑戦したかったからです。高校にいるときは現地での勉強や、熱中していた陶芸、友達と過ごす時間を優先して、とても充実した高校生活を送れました。

ただ、その代わりに日本で勉強してきたことはさっぱり忘れ、現地の学校での勉強と日本の受験勉強の両立はできませんでした。大手の塾に入り、映像授業で追いつこうとしましたが、演習復習不足もあり、なかなかうまく行きませんでした。

高校3年生になる前の夏休みにこのままではだめだと思って、家族と一緒に医学部専門の予備校を探し始め、複数の予備校を見学した後、最終的にメディカルフォレストに決めました。帰国してからの受験勉強は大変なことも沢山ありましたが、家族のサポートや教えてくださった先生方のおかげで、いい結果で終えることができました。

化学、生物、数学の勉強法

数学は、授業でやった教科書の範囲を復習して、その後先生から進められた問題集で演習を重ねました。時間が経つにつれて、演習が授業のスピードに追いつかなくなってきたので、少しずつ先生からもらうプリントに切り替えていきました。毎日コツコツ演習を続けて、入試までになんとか基礎の完成を目指して頑張りました。一度解けた問題でも何度も何度も繰り返して速く解けるようにし、わからない問題には印をつけて繰り返し練習していました。

理科の2科目は、基礎も全くないゼロの状態から始めました。問題を解けるレベルではなかったので、とにかく何度も何度もノートやプリントを復習して覚えることに集中しました。暗記は回数勝負です。忘れるのは当たり前と思って、朝起きてすぐ、毎日3回の食事の間や、シャワーを浴びている間、ドライヤーで髪を乾かしている間、寝る直前など、1日の間に何度何度も暗記科目の復習をするようにしていました。

勉強で工夫したこと

私が受験勉強をしていて特に良かったと思うことを4つ紹介します。

1つ目は、長時間勉強する習慣を身につけることです。私は気合で乗り切るというより、長時間勉強するのが普通になるように時間をかけて少しずつルーティーンを変えていきました。習慣になれば長時間の勉強もだんだん辛くなくなります。

2つ目は、休む時はちゃんと休むことです。疲れたら目を瞑ってみたり、気晴らしに散歩したりして、無駄にダラダラ勉強する時間をつくらないようにしました。

3つ目は、毎日しっかり勉強の振り返りをすることです。出来るようになったつもりになっていないか、時間を有効に使えているかなどを確認していました。これには、メディカルフォレストで配られた学習ノートがとても役に立ちました。

4つ目は、分からないことはすぐに質問することです。誰かに聞くと記憶に残りやすいし、時間が経つとどこがどう分からなかったのか忘れたりするので、疑問は早めに解消するようにしていました。

私は嫌な気持ちで机に向かいたくなかったので、どれだけ楽に長時間集中して勉強できるのか考えて、色々試してみて、今挙げた4つ以外も自分に合ってるなと感じる勉強法や習慣は積極的に取り入れていました。

受験生活で苦労したこと

一番辛かったのは始めたばかりで何も分からなかったときです。先が見えなくて、予想していたより受験勉強は厳しいし、嫌だけど、自分でやると決めたから逃げれないし、毎日辛かったです。

でも、できなさすぎて自分と比べる対象がなかったのが逆によかったです。昨日の自分より頑張る気持ちで勉強できて、成果を感じるようになったら辛い気持ちも落ち着きました。

それに、スタッフの方々がいつも応援してくれて、すごく励みになりました。褒められていい気分になって、もっと頑張ることができました。設備もすごくきれいで、集中して勉強できる環境が整っているのも助かりました。

受験生へのメッセージ

どれだけ合格の可能性が低くても、気を抜かずにできることを少しずつ増やすことが大切かなと思います。思うように結果がでないときや、辛いときもあるかもしれませんが、諦めずに頑張ってください。

担当スタッフより

AOさんはとっても頑張り屋さんでした。ほかの人より時間がなくて大変だったと思いますが、それをマイナスにとらえず、一気に集中して取り組んだのが合格へとつながったと思います。本当におめでとうございます!

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