現役時代、私は高2から受験勉強を始めました。周りよりも早く始めたはずなのに、気づけば成績は落ちていくという現実迎え、自分でも謎なまま、高校生活を終えました。こんな不完全燃焼のまま医師になる夢を諦めるわけにはいかないと思い、予備校探しを始めました。
そこで出会ったのがフォレストでした。「1人ひとりに合った学習プランニング」という言葉がとても魅力的に感じました。実際その言葉の通りでした。やることが明確で自分に合った課題を提示してくれる。1人で悩むこともなく、目の前のことをこなしていけました。
現役時代、優秀な人が多い中、積極的に授業に参加できず、分からない所をそのままにすることが多くありました。しかし、フォレストは先生との距離が近く、少人数制ということもあり、遠慮なく先生へ質問しにいくことができました。特に個別授業では分からない所や疑問に思った所はその場で解決することができましたし、勉強法の相談にも乗って頂きました。私は個別を多くとっていたのですが、その分自分の癖を多く見つけることができ、的確なアドバイスもたくさんもらいました。
正直に言うと、医学部を諦めようと落ち込むこともありました。でも、この1年間浪人生活をしてみて、本気で勉強でき、充実した1年だったと思います。先生方やスタッフ、友人や両親、たくさんの人のおかげで掴み取れた合格だという、感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
私がフォレストを選んだきっかけは、寮があり、朝と夜は食堂で食事が出るということでもありました。福島の実家を離れ、一人で暮らすということに一切の抵抗がなく、むしろ一人暮らしは憧れでもあったので、私にとってフォレストは天国のようでした。そんな天国のような場所かと思いきや、掃除や洗濯は自分でやらなければいけません。コロナもあり、今まで以上に自己管理の大切さを身をもって体験できた1年だったと思います。
何より、寮生活で良かったと思えたことは、同じ寮生の存在でした。一緒にご飯を食べたり、買い物に行ったり、多くの時間を共有し、お互いに不安を打ち明けたりもしました。お互いライバルであると意識していても、辛い時には励まし合い、お互いを高め合うことができる友人と出会うことができて本当に良かったと思っています。