ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。なお、1次試験で実施した小論文が2次試験の面接で使用されます。
時間:60分(適性と合わせて)
形式:小論文(800字以内、B4用紙1枚以内で意見論述)1題
内容:フードロスについて、延命治療、骨髄バンクのドナー登録、遺伝子検査、卵子凍結、子宮頸がんワクチン接種における積極的推奨、あなたが住んでいる地域の介護を必要とする人数など、幅広く医療系のテーマから出題される。
対策:専門知識に基づく受験生の価値観そのものを聞いてくるので、個人的事例や社会的事例をベースにして、自分の考えを論証する必要がある。論述する分量が多いので、自分で具体例を複数挙げたり、反対意見や反対側面にも触れて対比を示したりして、字数を埋める必要がある。または、論点や根拠を順序立てて複数挙げ、それらを一つずつ例証していくとよい。字数が長い場合は、このようにあの手この手を使って、ワンテーマを角度を変えながら重層的に説明することを心がけよう。
時間:10~15分
形式:個人面接
内容:大学志望理由、医師志望理由、アドミッションポリシー、併願校、女子大を選ぶ理由、理想的な医師像、興味のある診療科、テュートリアル教育、女性医師のメリット・デメリット、女性医師育成における本学の役割、女性医師として働く母親について、浪人生活の大変さ、部活動、自分の性格、得意科目・不得意科目、仕事と家事の両立、友達付き合い、10年後の自分、リーダーシップ、歴史上の憧れの人物など。
対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。
時間:60分(小論文と合わせて)
形式:①自分の性格に関する3択問題。 ②4つの絵の並べ替え問題や会話中にある空所補充問題。
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