【直前対策!】帝京大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

【直前対策!】帝京大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

小論文について(2次試験)

時間:30分

 

形式:小論文(250字~300字以内で意見論述)1題

 

内容:友人について、グローバル化の中の医師免許、子育てがしにくい社会、がん患者に対する主治医としての対応、AIと医療の関係、外国人の患者、医学教育におけるコミュニケーション能力、超高齢化社会における医療費や少子化などの問題点、「専門分野」「総合診療」をめぐる20年後の自分、「医療の発展」「信頼」という観点から考える医師の生涯教育など、医療系のテーマから出題される。

 

対策:序論を書く際に、課題のテーマを自分なりに論点を具体化し、テーマをさらに狭めて問題提起をする必要がある。あまりに漠然としたテーマについて書くと、話が抽象的になってしまうので注意しよう。課題文がある場合は本文の要旨をまとめて、それに対して問題提起をしてから書き始めるのだが、テーマしかない場合は、自分で論点を絞らないと、何が言いたいのか自分でもわからなくなり、収集がつかなくなる危険性がある。論点を絞ったら、それについての具体的な事例を1つ挙げて説明すれば十分。ただ、医療系の基礎知識がないと書けないテーマも出題されるので、医療系テーマの小論文対策の本を一読しておくこと。関西医科大学や近畿大学、久留米大学と出題傾向が似ているので、類題演習としてやってみるとよい。

面接について(2次試験)

時間:10分

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、試験の出来具合、志望理由書の内容、理想的な医師像、地域医療に対する貢献の仕方、浪人生活、高校生活での思い出、体力、調査書、部活動、趣味、自己アピール、10年後の自分など。

 

対策:2017年度から1次試験と切り離して面接試験が2次試験として別日程で行われる。合否に影響を与えるものとは考えにくく、人物チェックの機能として面接を位置づけているはず。ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

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