『日本大学医学部入試ー小論文・面接対策ー』

小論文について

制限:60分

 

形式:小論文(800字以内で意見論述)1題

 

内容:日本人のコミュニケーション、「見る」ということ、「自立」と「依存」の関係、創造的な自由、自分のことば、今一番やりたいこと、「遠慮」と「配慮」の違い、医師と患者のコミュニケーションにおける「以心伝心」と「共感」など、幅広いテーマから出題される。

 

対策:専門知識というよりは、受験生の価値観そのものを聞いてくるので、自分の過去の経験をベースにして、自分の考えを論証する必要がある。論述する分量が多いので、自分で具体例を複数挙げたり、反対意見や反対側面にも触れて対比を示したりして、字数を埋める必要がある。または、論点や根拠を順序立てて複数挙げ、それらを一つずつ例証していくとよい。字数が長い場合は、このようにあの手この手を使って、ワンテーマを角度を変えながら重層的に説明することを心がけよう。

面接について

 

時間:10分×2回

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、小論文の出来具合、理想的な医師像、、高校時代の思い出、浪人生活の大変さ、部活動、自分の性格、好きな本、挫折した経験、友達付き合い、尊敬する人物、国際交流、趣味など。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

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