『東京女子医科大学医学部入試ー小論文・面接・適性検査対策ー』

小論文について

時間:60分(適性と合わせて)

 

形式:小論文(600~800字、B4用紙1枚以内で意見論述)1題

 

内容:2016年度から実施された。2017年度の問題は、「子宮頸がんワクチン接種における積極的推奨について、賛成、反対、どちらでもない、から1つ選び、理由とともに説明しなさい。」、2016年度の問題は「今、あなたが住んでいる地域の介護を必要とする人の数を概算しなさい。自分で用いる数値を求めてもよいが、その場合は理由を述べなさい。」というもので、内容は医療系のテーマであるが、まだ2年間しか実施されていないので様子を見守る必要がある。

 

対策:2017年度から通常の小論文に変わったが、今後どうなるかまだわからないので、女性医師の役割や、女性の社会参加などについても自分の考えを整理しておこう。

面接について

時間:10~15分

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、併願校、女子大を選ぶ理由、理想的な医師像、興味のある診療科、テュートリアル教育、女性医師のメリット・デメリット、女性医師育成における本学の役割、浪人生活の大変さ、部活動、自分の性格、得意科目・不得意科目、仕事と家事の両立、友達付き合い、10年後の自分など。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

適性検査について

時間:60分(小論文と合わせて)

形式:①自分の性格に関する3択問題。 ②4つの絵の並べ替え問題や会話中にある空所補充問題。

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