合格者の声

ATさん

受験は自分との戦い
周りに惑わされず信念を貫こう

岩手医科大学医学部医学科 推薦型選抜

ATさん 福島県立磐城高等学校出身

受験は自分との戦いでした

今年の4月のフォレストに入校してから受験勉強を本格的に始めたのですが、夏の自習時間が多いとき、特に親しい友達が地元に帰ってしまって一人だったので、本当に自分との戦いでした。頭の中でずっと、どうすれば、何をすれば合格できるのかを考えるのは、精神的に苦しかったです。苦しいときは、「合格する」と口に出してやる気を出したり、何が足りなくてどうすればそれを補えるかを考えて勉強しました。

先生方には例えどんな小さいことや当たり前だろと思われるような問題でも、私に合わせてきちんと解説していただきました。この時期にこれは解けてないといけないといった、絶妙な圧もかけていただき、毎日緊張感を持ちながら問題と向き合うことができました。難しい問題が当たったときはほめてくださったり、成績が上がったりするとほめてくださったりしたので、モチベーションも高めていただきました!

また気兼ねなく話をしたり、相談できるスタッフさんがいてくださって、本当に心強かったです。どんなに小さいことでも、話を聞いてくれたり、これからどうすればいいか、どう考えていけばいいのか、自分では気付けなかった視点に気付かせていただいて、本当に良かったと思います。大学に関する資料や赤本の充実は、現役にはなかった環境だったのでとても助かりました。

受験を終えて思うこと

誰かに「絶対にお前は合格できない」と言われたり、そんな話を他人が話しているのを聞いてしまい、それによって「もしかしたら自分は合格できないんじゃないか」という思いに浸食されてしまっても、絶対に負けないでください。

確かに他人の自分への指摘の中には、今後の自分のために受け入れた方がいいこともあります。そういうのは積極的に取り入れて、自身の向上に役立てるのが良いと思います!でも、自分の夢や心を壊されそうになったら、そんなことは忘れてください。

それよりも、今自分のすべきことをしてみて下さい。言われたことは忘れるぐらい勉強してみて下さい。そんな中で、これができたらこの分野最強になれるとか、これ解けたらすごいとか、ポジティブなことを考えてみて下さい!絶対に見返してやるという気持ちも大事だと思います。

私はこんな気持ちで、勉強のモチベーションを上げ続けていましたが、みなさんは自分に最適なモチベの上げ方を考えてみて下さい。本当に苦しくなったら、誰でもいいので少し話をしてみて下さい。少しかもしれないけど、軽くなります。みなさんにもどうか、桜が咲きますように…。 

保護者コメント

ATさんのお母さまより

寮にお世話になったので、目の前にいないことで、生活態度などでの小言を言う必要がなくなり、むしろストレスは減りました。勉強に集中させる環境を選びましたが、ラインでの安否確認はこまめにしていました。ただ、文面だけだと感情の揺らぎを直接表情で見る事ができず、不安が大きくなることがありました。その時はアドバイザーの方にそれとなく声をかけていただき、様子を教えていただきました。

送られてくる成績表やテスト結果、授業内容の評価などを見ると、ついつい「こんなので大丈夫なの?」と本人に強く言いたくなることもありましたが、アドバイザーの方にお話を聞いてもらい、本人を追い詰めることなく済みました。親としても、アドバイザーの存在はとてもありがたかったです。

メディカルフォレストは、学習だけする環境が整っていますので、もう親は見守るしかないと思います。またダメだったらどうしようという不安は常に付きまといますが、その時はアドバイザーの方に話をしてみると、不安もすべて受け止めていただけるので、親としての立ち位置を再確認できると思います。おかげで子供サイドに踏み込みすぎず、親としての立ち位置を保つことができました。

入校前は自分の子供が12時間も勉強だけできるのかと心配でしたが、始まってみるとカリキュラムをこなしているわが子が頼もしくもありました。先生にも友人にも住環境でも周囲の方たちにも恵まれ、感謝しかありません。

愚痴のようなロングメールにもいつもご丁寧に返信をいただき、子供だけではなく親まで面倒をかけていたと思います。本当にありがとうございました。

担当スタッフより

しっかり自分の信念をもって勉強に取り組む姿勢はとても好感が持てました。この経験を生かした良医になってください。おめでとうございます!

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