ぼんやりとでしたが、小さい頃から医者になりたいと考えていました。ですが、高校時代に全然成績が伸びず苦労しました。特に、数学に苦労しました。志望校を決定してその対策を始めたのは9月の終わり頃からでした。結局現役時は合格できず、大手予備校に通うことにしました。
ただ、夏ころからモチベーションが上がらず、また大手だと国立と私立の勉強のバランスを自分で調整したり、複数の私立の過去問対策を自力で取り組む必要があるのですが、それもできずに1浪目も合格できませんでした。そこで、自分には小規模の環境で、先生と距離の近い少人数の医学部予備校が合っていると思うようになり、メディカルフォレストを選びました。
まず、先生方は、ものすごく親身にサポートしてくださいました。生徒の理解度や得手不得手を見極めて、自分に合った内容の授業をしてくれたり、授業が終わっても残って補講をしてくださいました。質問の内容にかかわらず、自分がちゃんと理解するまで付き合っていただけました。なかには大学で教えたり、入試問題に関わったことのある先生もいて、大学生になってからも役に立つ考え方を教えてくれました。
また、少人数の授業が中心だったので、大人数の授業とは異なり、先生と生徒の距離感が縮まりやすいです。それでも、一緒に授業を受ける仲間と励ましながら勉強したり、校内の実力テストの結果が掲示されたりして、ほかの校舎の人たちと競争することもできたり、少人数制ならではの緊張感もあったので、肩の力を入れすぎずに集中できる緩急のついた授業環境でした。
まず、札幌校はとてもアットホームな校舎です。スタッフさんとお喋りしたり昼食を一緒に食べたりと、距離が近く会話も多いので、人と関わること特有の癒しがある環境でした。勉強漬けで気が滅入ることがあっても、スタッフさんたちとの関わりのおかげで、私は何度も救われました。また頑張ろうと思うことができました。このアットホームな環境が札幌校の一番の強みだと私は思います。
7,8月には、東京の池袋校での合宿に参加できるので、缶詰で勉強できるとともに本州勢と競って自分の実力を試すことができます。札幌校とは異なる環境で勉強するのは、新鮮さがあり集中力が高まります。私立対策もそこでしっかり行えたので、本当によかたと思います。札幌にいると情報があまりなく、私立への取り組みがなおざりになりがちなので、東京での合宿は貴重な経験でした。