<英語>
授業の予習・復習と課題、そして過去問を8月の後半から買っていました。英語の文章を読まない期間があると、問題が解けなくなるので、毎日何かしら英語に触れておくべきです。私は前期に他教科に時間をかけすぎて英語を読まない期間があり、マーク模試で思うように点が取れないことがありました。伸び悩んだりしたら先生に相談するといいと思います。的確なアドバイスをしてくださいます。
また、私は英語が比較的得意であったため、模試や実力テスト、授業内の課題等で他のフォレスト生に負けないようにしようと思っていました。心の中で、友達や他の校舎の人をライバル視して模試を受けたり、授業で問題を解いたりしていました。点数や正答率・解くスピードを気にしながら取り組めたことが自分にとっては良かったと思っています。
<数学>
授業の予習と復習、前期には先生から勧められた問題集を、10月から過去問を解いていました。前期に基礎問題集を1周したことと夏休みに前期のテキストを1周したことである程度点数が取れるようになりました。夏の終わり頃からと後期でやった数Ⅲの実践的な問題を復習とは別に少し時間をあけて繰り返せばよかったな、と入試を終えて思います。
予習をじっくり考えることも大切だと思います。後期には難しい問題もたくさんやりますが、しっかり時間をかけて予習で考えることで授業での収穫が増えました。考え方があっていたり、途中まで出来る問題が増えたりすると、単純に嬉しかったですし、後に学校名を聞いたときに自信になりました。私は予習専用でノートを作ってやるようにしていました。最後には8冊になりました。ノートを使って見返せるようにしておくと、自分の成長や同じミスを発見できるのでオススメします。
<理科>
私はずっと理科に苦手意識があり、実際にメディカルフォレストで授業を受け始めたころは、先生方にも驚かれる程に理科が出来ませんでした。けれども、入試では理科の手ごたえが全ての学校で良く、点数はまだ分からないのですが、理科が強みになったのかな?と自分では思うほどです。本当に先生方には感謝しています。
理科は絶望的な状態からでも1年間で強みに出来ると私は思います。たくさん時間を掛けて考えることや、問題数をこなすことが必要だと思いますが。(正直、始めの頃は理科をやることが本当に嫌でした。)
<物理>
始めは本当に基礎からのスタートでした。授業の予習、復習、課題、前期に良問の風、後期に過去問をやりました。竹川先生の課題に“難関大”という、難関大学の入試を時間をかけて1週間に1問、記述解答でやってくるというのがありました。
友達と話し合って考えたりしながら毎週時間を掛けて取り組みました。難しい問題ばかりで、“もうムリ”と投げ出しそうに何度もなりましたが、その課題をやったおかげで伸びたと心から思います。苦手だった電気は個別や休み時間の質問等で克服を目指し、最後のほうには物理が楽しくなっていました。
<化学>
化学も現役の頃の知識が浅すぎて苦労しました。先生が作ってくださるファイルがあるのですが、それを何度も見て覚えました。問題等に出てきて、そのファイルで確認したところにその都度チェックを付けると、自分の抜けている所や大切な所がわかるようになりました。
後期で問題を解くときには化学専用のノートを作って、広々と解くといいと思います。後期には個別をとり、地道に知識と演習量を増やし、出来る問題が増え、化学も最終的には楽しんで出来ました。
浪人生活は、思ったよりもあっという間でした。始まる前は先が長いと思うかもしれませんが、本気で医学部を目指し、全力で勉強に取り組めば、時間は足りないほどでした。私は引っ込み思案な性格で現役時代大手の予備校に通っていたのですが、集団の中で先生やチューターの方に話を聞きに行くことをせずに、医学部受験に対して無知なまま、結局は受験前に辞めてしまいました。
メディカルフォレストは少人数制であるので、先生やアドバイザーの方々とたくさん話をさせてもらい、アドバイスをもらい、励ましてもらい合格することが出来ました。また、勉強を教えあったり、息抜きにくだらない話をしたり、時には不安を打ち明けあったりできる友達にもたくさん助けてもらいました。私が自分にとって最高の結果を出せた理由に先生方や友達、家族等の周りの助けの他に、自分が受験生活を大変な中でも楽しんで出来たことだと思います。
辛くなったり、不安になったりもあると思いますが、あまり気負いすぎずに目の前の勉強に取り組めばいいと思います。大変、辛い、不安・・等と思うよりも、笑顔でポジティブでいたほうが勉強もはかどるし、健康でいられると思います。実際、私もそれを心がけて生活してきたおかげで1年間健康でいられたし、本番もとてもリラックスした状態で臨めました。自分的には本番で本当に120%の力が出せたと思っています。これからも自分の求める医師像を目指し、頑張りたいと思います。お世話になりました。ありがとうございました。