金沢医科大学医学部医学科公募制推薦入試で、合格枠わずか20人という狭き門を突破したOYさん(東京女学館高等学校出身)に、メディカルフォレストと試験内容についてあれこれ聞いてみました。
とてもフレンドリーで話しやすく、授業後の質問にも丁寧に答えてくれました。大手予備校に通ってたときは、直接先生に話したりできなかったんですが、メディカルフォレストの先生方とは距離感が近くで、緊張せずに話すことができました。
大手予備校で教えている先生に個別指導でお世話になったり、ほかの予備校とはちがって女性の先生もけっこういたので、とても新鮮でした。
数学は集団のクラス以外に個別指導もあったので、わからないところは個別ですぐ聞くことができました。先生については自分に合う方を当ててもらったり、要望はほとんど聞き入れてもらえたので、融通が利くところが少人数制のいいところだと思います。
ヨガは初めてやったんですけど、すごく気持ちよかったです。気持ちも落ち着くし、集中できるようになりました。また、障がい児施設でのボランティアは、初めての経験だったので最初は戸惑いもありましたが、子どもたちの純粋さが伝わってきて、自分の価値観が大きく変わったような気がします。
とにかくアットホームで、スタッフの方はとても親切ですね。ほとんどが女性なので、なにかあったときは話しやすくて安心でした。掃除はいつも行き届いておいて、気持ちよく勉強できました。
お弁当も毎日お昼前にスタッフの方が買ってきてくれるし、ノートのコピーや過去問のコピーも頼んでおくとやってくれたので、時間がないときはとても助かりました。
それと誕生日には、ホールケーキを買ってきてお祝いしてくれたり、可愛いお菓子もたくさんあって、勉強の息抜きにうれしかったです。いろいろと勉強に集中できるように配慮されていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
教室もホールもとてもきれいです。とくにトイレはびっくりしました。タオルとか、マウスウォッシュ、歯ブラシ、あぶらとり紙まであって、女子力アップな感じがよかったです。
専用のロッカーは大きいのでたくさん入れられて便利でした。少人数なのでゆったり空間を使えるし、自習室も自分の気分で場所を変えられるのでよかったです。
英語は、短めの英文を読んで、空欄補充、和訳、内容一致、指示語などの問題が出ました。数学は、大問が3問で、記述はなく答えのみを書く問題で、3問中2問が図形絡みの問題でした。生物は、生態系、腎臓、ホルモンが出て、記述問題もありました。化学は、mol計算、実験操作の説明をする問題が出ました。
国語は、意味が通るように文章を並び替える問題のほか、慣用句の穴埋めや意味を問う問題、デング熱と蚊のように、関連語を結ぶ問題などが出ました。小論文は、日本における生活習慣病の1次予防についての課題文を読み、それを300字以内で要約する問題が出ました。
グループ討論は、別室で9分間、倫理のジレンマについての課題文を読み、その後試験会場に入り、1人1分30秒~2分間、課題文についての意見を述べ、その後、4人で討論しました。ちなみに、現役と浪人でグループを分けられました。グループのなかに、暴走する人がいて、話題を勝手に変えてしまい、私を含めまわりは何も言えず、その状況を試験官が見て、苦笑いをしていました。