合格者の声

MSさん

医学部受験の浪人生活は
過酷で残酷な自分との戦い

帝京大学医学部医学科 一般選抜

MSさん 国立お茶の水女子大学付属高等学校出身

はじめに

私は幼稚園から高校まで附属だったため、内部進学試験を除けば大学受験が人生初めての受験でした。その為、受験勉強がいかに大変なのか、成績をどのようにすれば上げられるのかなどの受験に関する経験や知識が全くなかったです。そんな中、現役時代、大手個別指導塾と理数系に強い集団塾、家庭教師を掛け持ちしていました。

しかし、それぞれの場で学んだことを頭の中で整理することが出来ず、10月の進研模試では数学、物理の偏差値が40代前半、全体でも50を切っていました。入試直前期になっても成績は全く上がらず、結局、現役時代は12校ほど受験しましたが、1校の1次試験も合格できませんでした。

全ての受験が終わって浪人が決定した後、予備校を探して、一番最後に話を聞きにいったメディカルフォレストに入塾することに決めました。決定した理由は、カリキュラムや合格実績に加えて、清潔感のある教室が魅力に感じたからです。これより浪人時代について話していこうと思います。

私の科目別勉強法

まず英語に関しては、とにかく4~7月で英単語と英文法をかためることに専念しました。基礎が固まっていると、9~12月で行われる演習や過去問で点を伸ばしやすくなります。また医学部入試では英文法が出題される大学がいくつかあるので、得点源にできると思います。

次に数学については集団授業に加えて、小田先生の個別授業も受講していました。4~8月は数Ⅲの基礎演習を行い、9・10月は私の苦手分野の確率、複素数平面の演習を行いました。個別ではわからない問題を授業中に解決できましたし、数学以外での悩みも聞いて下さり、本当に感謝しております。ありがとうございました。

理科では、特に苦手だった物理は、ひたすら授業プリントを解き直して慣れるように心がけました。また直前期では竹川先生に個別で指導して頂き、力学を得意分野にすることができました。化学はもともと自信があったので、さらにレベルアップできるため、吉野先生の独自教材の暗記項目は必ずインプットし、演習プリントも何度も解き直していました。

勉強面、生活面で努力したこと、工夫したこと

私は予備校で過ごす一年はとにかく勉強に集中するため、友人と呼べるにとはほとんど作らないようにしていました。しかし、8月くらいになってやはり受験の悩みや情報を共有したいと思い、後期の授業でクラスが変わったと同時に、クラスの子と話すようになりました。友だちと話すのはストレス発散にもなりますし、何より勉強の合間の楽しい一時を過ごせます!

生活面に関しては、朝は必ず9時前には自習室に着くように心がけていました。夜は必ず21時までみっちり勉強し、帰ってからも30分から1時間は英単語や化学の一問一答を勉強していました。睡眠時間は7時間半から8時間はとるようにして、授業中眠くならないようにしました。

浪人1年間はメンタル的にも体力的にもきついので体調管理をしっかりすることをオススメします。

最後のメッセージ

これから浪人する人へのメッセージを最後に残そうと思います。まず、浪人生活は過酷で残酷な自分との戦いです。365日、食事とトイレ、睡眠以外は勉強につぎ込んでもうこれ以上頑張れないくらい頑張ったとしてもその努力が報われるとは限りません。周りの友達が受かって自分だけ受からないことなんてざらにあります。そのような状態でも諦めずにやり続けることが、夢を叶える鍵となります。私も10月統一模試で、合格をいただいた帝京大学はE判定。全体の偏差値は62で、受かるか受からないかのギリギリでした。それでもやり続けたら合格しました。

誰になんと言われようと、どんな状況でも、自分を信じて頑張って下さい!応援しています。

担当スタッフより

MSさんはとても頑張り屋さんでした。逆境のなかも前向きに突き進む姿勢は医師になってからも必ず生きます。患者さんの心のよりどころになる良医になってくれることを期待しています。

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