祖母が心臓病を患ったのがきっかけです。また、私が高校生の時兄が医学生だったので家にある医学書をみて興味をもつようになりました。
私は2浪時と3浪時にメディカルフォレストにお世話になったのですが、当時私は両親との関係が上手くいっていなかったこともあって実家ではなく巣鴨にある祖父母の家から塾に通うことに決めました。メディカルフォレストは歩いて15分で着くし、少人数の環境なので落ち着いて勉強できそうだし、合格率の高さにも魅力を感じ入学しました。
私は1浪時西新宿にある少人数制の予備校に通っていました。そこは自由な文化だったので居心地が良かった反面、私のようにサボってしまう人には合いませんでした。1人でできるなら、大手もありだと思いますが、手厚いサポートや管理を望むなら、大手は向かないし、少人数といっても管理がしっかり行き届いた予備校を選ぶとよいと思います。
3浪時駿台に予備校を変えようとしていました。しかし、コロナウイルスの影響で駿台は対面授業が延期になったのでメディカルフォレストで引き続き勉強することに決めました。予備校の選択という面でコロナウイルスに振り回されたように思います。結果、メディカルフォレストで合格できたので良かったのですが。笑
2浪時に私は白石さんという受験生として、また人としても非常に完成されている人の隣で一年間勉強しました。成績面では私は一番でしたが、だからといって手を抜くことなく勉強に専念できたのも横で彼女の努力と追い上げをひしひしと感じていたからです。切磋琢磨できる良い仲間に出会えたのが良かったです。
しかし私は2浪目にはどこからも合格を貰えず泣く泣く3浪することになりました。たとえどんなに成績が良くても私には致命的な欠点がありました。それは「謙虚な姿勢の欠如」です。勉強したことで成績が伸びたのはいいものの、それに有頂天になってしまい望月さんや先生方のアドバイスに耳を傾けませんでした。それでいて一番出来る訳ですから今思うとタチが悪いですね。笑
その結果、最後には足元をすくわれ3浪することになりました。自身の失敗に直面して初めて「謙虚な姿勢の欠如」が最大の弱点だと気付きました。図らずもそれは望月さんたちに何度も言われながら耳を傾けなかったことでした。そこで、私はこの一年「謙虚」をモットーに勉強しました。また私は人間的にも未熟な面があったのですが、望月さんや先生方に色々と人間的な質問をし、自分で考え改善することで多少なりとも成長できたかなと思います。
この一年を総括すると、「一年損して一生得する」、そう思える一年でした。私を受験生としてだけでなく人としても成長させて下さった望月さんはじめスタッフの皆さんや先生方には感謝しかありません。自分の糧になる方々と巡り会えて良かったです。
医学部合格の壁は高いです。その高い壁も乗り越えるためには自身の弱点から目を逸らすのではなく、面と向き合うことが大事です。また、結果をだせていないということは逆に言えば改善の余地がある、伸び代があるということです。スタッフの皆さんや先生方の意見をしっかり聞き入れついていけば合格できます。合格への階段を駆け上がって下さい。