私は幼い頃から医師に憧れて、医学部に行きたいと思っていました。しかしそれは思っていただけで、現役時代は全く受験勉強をしていませんでした。勉強するのが嫌いだから部活など勉強以外のことを優先したり、勉強といっても学校の中間や期末試験で赤点を取らないように直前になって範囲のところを丸暗記して詰め込んで、試験が終わったら忘れているという今考えると全然勉強とは言えない作業をしていました。
こんな私が高校の先生の推薦もありメディカルフォレストを選び、2年間通い続けた結果医学部に合格することが出来ました。そこで、私は2年の浪人生活を通してメディカルフォレストの良いところや医学部受験で大事なことを紹介していきたいと思います。
私がフォレストに入って思ったことは、とにかくテストが多いってことです。主に2つのテストがあります。1つはモーニングテストです。これは毎日あります。曜日によって科目が決まっていて、英語、理科系、国語の小問を解きます。ここで基本的な公式や単熟語のチェックが出来て、私の場合、抜けている知識のところをハンドブックにまとめたり写真を撮ったりして、行きや帰りの電車の中で確認してスキマ時間をうまく使っていました。
もう1つは実力テストです。実力テストは集団授業を担当している講師の方々が作るオリジナルのテストです。そのため模試とは違い医学部受験に特化している良問ばかりです。さらにターム毎に行われるため自分がどこまで復習ができているか、自分の苦手の単元がどこなのか直接確認できる機会でもあります。ランキングが貼り出されるので、いろいろな意味で勉強に対する意欲がわきます。振り返ってみると頻繁にアウトプットする場があったのでなんとなく勉強するのではなく、地に足をつけて勉強し続けることが出来ました。
自習室は多少の物音が聞こえるけど、基本的に静かで集中しやすい環境だと思います。逆に静かすぎてみんな寝ているのではないかと思ったりしたことが何度かありました。音といっても書いている音や紙をめくる音程度なので試験本番の時のようでむしろプラスになるかもしれません。私自身最初は気になっていましたが、徐々に気にならなくなり試験当日は全くでした。
また、自習室では自分用のロッカーや勉強机が固定されるため自分なりにアレンジすることができます。私は壁にメモを貼ったり、週間予定や月間予定を貼ってました。クッションを持ってきてる人もいました。自宅の机みたいで結構落ち着きました。
受験はよく自分との戦いでもあると言われます。周りの人が大学へ行っているのに自分だけもう10か月と長い間、毎日朝9時から夜9時まで勉強し続けないといけません。しかし、ぶっ続けでやってもいつかは集中が切れてしまい、ストレスも溜まってしまうでしょう。そうならないようにするために仮眠をとったり、外出するなり自分でリフレッシュさせる時間を作りましょう。私はほぼ毎日仮眠する時間をとっていました。15分や30分本当にやばい時は1時間ほど寝て頭をすっきりさせてから勉強を続けてました。集中が切れた状態で勉強を続けても効率が良くないです。
先ほど10か月と長い間と言いましたが、浪人生は限られた期間にどれだけ効率的に勉強して、合格ラインに近づけられるかがカギになります。他にも会話したり、日曜日に映画を見に行ったりなどリフレッシュ法はたくさんあると思うので、自分に合うものを試してみてください。そして受験当日までいい状態で勉強し続けていけば結果もついてくると思います。