金沢医科大学の過去の小論文や面接の試験問題や対策をご紹介します。予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。
時間:60分/形式:小論文(問1は200字以内で要約、問2は200字以内で意見論述、グラフなどの読み取り有り)1題
内容:ヤングケアラー、一人っ子政策と少子化、脳の構造と発達、思い出しやすさと頻度、共生に基づく医学、感染症の「基本再生産数」、人口密度と人口当たりの交通事故死者数、感染症、新型インフルエンザ、学び、不確実な医療、安心して救急車を呼べる日の実現、医師の資質と学生時代の過ごし方など、幅広く医療系のテーマから出題される。
対策:要約のポイントは、筆者が立てた筋道を追って、キーセンテンスを拾いながら、本文全体の流れをつかみ、接続詞でキーセンテンスをつなぐことである。ただ本文の言葉をダラダラと丸写しするのではなく、論理の順序に沿ってキーセンテンスを並べ替え、まとめる必要がある。2020年から要約問題に加えて意見論述問題も出題されるようになった。
時間:約20分/形式:グループ討論(受験生5名に対し面接官3名、詳しくは対策に記載)/問われる能力:思考力、判断力、表現力、主体性、協調性、コミュニケーション力
内容:iPS細胞の今後のありよう、患者の社会的背景などを知ったうえでの診療の是非、オリンピックの報道の問題点、優柔不断な性格、メディア・リテラシー、高齢者の在宅医療、医療検査の際に生じる問題点、延命治療、インフォームドコンセントの定義により発生する問題点、死を肯定することなど。
対策:まず、別室で課題文が与えられ、メモを取る。その後、メモを持って別室に移動し、自席に置かれた質問シートを読み、答えと話したいテーマについて考え、一人ひとり意見を順番に述べる。まわりの意見を聞いた上で、自分の意見をかぶせるように話すと評価されやすいので、その場の全体の空気をしっかり読みながら、落ち着いて話すようにするとよい。一人で暴走して話すことだけは絶対に避けること。
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