【直前対策!】東邦大学医学部ー基礎学力・面接の傾向と対策

【直前対策!】東邦大学医学部ー基礎学力・面接の傾向と対策

東邦大学の過去の基礎学力試験や面接の試験問題や対策をご紹介します。予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

基礎学力について(1次試験、ただし評価は2次試験時に使用)

時間:60分

 

内容:2016年度から小論文が廃止され、基礎学力試験に変わり、数的処理や文章理解などが出題されるようになった。

 

対策:基礎学力試験で問われる数的処理や文章理解などについては、公務員試験やSPIなどを参考にして作問したであろう問題が出題されると予想されるので、公務員試験やSPIの過去問に挑戦してみよう。

 

面接について(2次試験)

時間:①3分×4回 ②15分/形式:①個人面接(MMI方式、面接官1名)、②グループ討論(受験生4名に対し面接官2名)

 

内容:①絵や写真をみたり、ある場面設定が与えられたりしている状況下で演技をする。他、ジェンダーに関するトラブルについてどう対処して大学にどのような影響を期待できるか、高校生活、人間関係、模試の活用方法、電子カルテのメリット、婚外子の財産相続に関する憲法改正、臓器移植、日記のメリット、事実婚夫婦が体外受精をすることの賛否など。②病院の職員だとして、容体の悪い患者の家族が面会時間後に現れたらどうするか、またその反対の意見を言う人はなぜその意見を言うか、絵画を見て気になったところ、少人数の弱小野球部の問題点と解決策、部活動のグラウンドの割り振り、献血者の人数減少の原因と解決策など。

 

対策:個人面接では複数の面接官のもとを回るMMI方式が行われる。方式としては、机の上のプリントを読み、考える時間が与えられる。ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。グループ討論では、最初に自己紹介をしてから、与えられた課題について受験生同士で話し合ったうえで、全体の結論を決めて試験官に報告する。その際重要なことは、周りの話したことをしっかり聞くこと。そのうえで、周囲の人たちとの共通点や相違点を意識しながら、自分の意見を述べるようにするとよい。ただ、アピールしようとして自分のことばかりを話すのは悪印象を与えるので要注意。

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