ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。
時間:60分
形式:小論文(600字以内で意見論述)1題
内容:哲学の先生と人生の話をしよう、ものの見方が変わる座右の寓話、歴史、無国籍者、遺産相続、若手俳優育成方法、動物、祝辞、イラスト、学生の願い、ネット相談への回答、前後の文とつながる物語の作成、江戸の判じ絵から読み取れること、戦争と平和、顔、人間関係のリスク、動物園の動物の幸せ、恋人への別れの手紙、自分の中のもう一人の自分、将来設計における目標設定と問題解決の方法、NGOへの寄付、大学入試の面接委員としての判断、キャンプのチラシ案の作成、ある人物を主人公にした起承転結のある物語の作成など、自分でアイディアをひねり出して書く問題が出題される。
時間:20分程度
形式:個人面接
内容:大学志望理由、医師志望理由、部活動、欠席日数、浪人生活で学んだこと、勉強におけるモチベーション、友人との関係、趣味、自分の長所と短所、家族構成、挫折した経験、医師の資質、絵や写真をみてイメージしたこと、必要悪、医師としての倫理観、グループワークの時にやる気のない人がいたらどうするか、努力することは才能であるか否かなど。
対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。
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