【直前対策!】国際医療福祉大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

【直前対策!】国際医療福祉大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

小論文について(1次試験)

時間:60分

 

形式:小論文(600字以内で意見論述)1題

 

内容:質の高い医療の提供と同時に、若く未熟な医療者の育成も必要不可欠であるが、両方をこなすために医療の安全面から考えて何が最も必要か、AI(人工知能)が医学や医療分野に与える影響や課題にはどのようなものがあるか、コロナ禍における医療派遣や患者受け入れ、日本の子どもの読解力低下、外国人労働者の受け入れ、少子化、自由貿易と保護貿易など、医療系のものだけでなく、現代社会が抱える問題群の中から幅広く出題される。

 

対策:標準的なレベルではあるものの、小論文の頻出テーマに関する基礎知識がないと論が膨らまないので、とくに国際系テーマの小論文対策の本を一読しておくこと。予備校などで本格的な小論文対策を要する。

面接について(2次試験)

時間:30分×2回

 

形式:個人面接

 

内容:医師志望理由、大学志望理由、自己紹介、部活動、医師に必要とされる教養、国際性の意義、海外における医療、日本における外国人に対する医療、日本人の英語の学力、子供の貧困、メディアリテラシー、安楽死と尊厳死、時事ニュースの入手法と気になるニュース、読んだことのある本、がんゲノム治療について、電気料金の値上げについて、円安・円高について、自動運転の利点・欠点など。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

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