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日本大学医学部一般入試正規合格!医学部合格者YYさんの受験レポート

医学部合格者YYさんに、日本大学医学部一般入試の面接試験について聞きました。実際にどんな質問があったのか、自分ならどのように答えるかなど、ぜひシミュレーションしてみてください。

1回目の面接

【面接官】「あなたの長所と短所はなんですか?」

【受験生】「物事を処理する際には真剣に取り組み、しないときはその処理計画を立てられることです。自分が長所としてあげているのは、自分の短所を取り繕うものであります。短所は怠けやすいという性質です。」(突っ込まれるのはわかっていた)

【面接官】「あなたは怠けやすい人なのですか? それじゃ医師としてやっていけませんよ。医師は辛抱強く物事に取り組まなければならないんですよ。」

【受験生】「怠けやすい性質を克服しようと努力してきています。」

【面接官】「それでは、あなたの得意科目と不得意科目を教えてください。」

【受験生】「得意科目は化学です。また不得意科目は古典です。」

【面接官】「確かに医師には理系の能力が必要ですが、文系の能力も必要なんですよ。なんで古典が嫌いなんですか? あなたは、文系の頭がないということですか?」

【受験生】「(まさか古典で突っ込まれるとは思わなかった)いいえ、私は評論、小説などは読んでいて、また文章を書くのも好きです。なぜ古典が苦手かというと、昔の言い回しなどがあまり理解できないからです。でも、歴史はその時代の背景が想像できるので好きです。」

【面接官】「では、あなたには尊敬できる歴史上の人物はいますか?」

【受験生】「(しまった! 墓穴を掘ってしまったのか!?)はい、います。ありがちですが、徳川家康です。よくホトトギスに関する歌で、織田信長、豊臣秀吉と比較されて家康は語られます。その際、信長は短気で辛抱がないように語られ、秀吉は自分の力で強引に解決するように語られます。この二人に共通する点は、自分の力を過信しすぎる点だと思います。一方で、家康の場合は辛抱強さが感じられます。また私の家はちょうど川越東照宮の裏手にあるますので、家康の偉大さを感じやすい環境だったからかもしれません。」(考えながら長く話しすぎて向こうはいらいらしているのがわかる、しかも私は一番最後の面接だった)

【面接官】「あれ、川越の東照宮って家光をたたえたんじゃなかったっけ?」

【受験生】「(少しの間、どういえば論を正せるか考えた)そうなんですか? 知りませんでした。しかし、家光は家康のことを尊敬していたと聞いています。私が尊敬するのはそこから伺われる家康の偉大さであり、家光の家康を尊敬する姿勢そのものであります。」

【面接官】「(どうにもわからない態度で)まあ、わかりました。先生(もう一人の面接官)何か質問はありますか?」

【面接官】「では、あなたの高校生活について教えてください。」

【受験生】「(山場を通り過ぎて一安心)私は……。」(ここは個人的なことを言うので特に書きません)

【面接官】「わかりました。もう結構です。」(心にずんとくる言い方だった)

2回目の面接

【面接官】「最近の環境問題についてどのように考えていますか。」

【受験生】「(環境問題!? 公害なら自分の意見が話せるのに、最近と言われても……。よし身近な例にしよう)狭山茶が一時期、環境ホルモンで汚染されているというマスコミで騒がれたことがあります。このとき農家は被害を被りました。後からそのようなことはないと科学的に証明されましたが、マスコミの大衆を画一化する機能には驚かされます。(ここら辺ですぐにマスコミに流されやすいのか聞かれましたが)科学は世間を騒がすものの安全性の解明が急務である一方、マスコミが情報を流す前に安全性の確認を行わなければならないと思います。」

【面接官】「あなたはマスコミの情報に流されやすいのですか? それと、安全性については科学的証明がなされれば情報の前後は別にいいんじゃないですか?」

【受験生】「(流されやすいかなんて聞かれるとは思いもしなかった、知識に乏しいことを諭されて妙に恥ずかしいし、悔しい、苦し紛れにこういった)流されやすいわけではありません。情報の収集手段がそれが主だったものだからです。安全性の確認については科学には科学なりに農業従事者を支えていくべきと考えているのです。生活の保障を科学ができる限り行っていくべきではないでしょうか。」

【面接官】「あなたは、環境ホルモンについて何か知っているのですか?」

【受験生】「(こんなこと聞かれても大してわからない、心を落ち着けて言ってみた)胎児の奇形化、雄の雌化、生殖能力の低下については知っています。」

【面接官】「ということは、あなたが知っているのはダイオキシンとしての環境ホルモンだけなのですね。(悲観的になっているから、私にはどうも嫌な態度にうつる)」

【受験生】「(馬鹿にされたようで妙に腹が立つし、悔しい、心を落ち着けて言ってみる)はい、そうです。(ここら辺からのどが渇き始める)」

【面接官】「(馬鹿にしたような態度で)そうですか。先生何かありますか?」

【面接官】「それでは、脳死についてあなたが考えていることを述べてください。」

【受験生】「(脳死といわれても違う立場から突っ込まれたら、もう言いようがないではないか!?)脳死は人の死とは考えていません。というのも、脳死は臓器移植とともに語られ、脳死は医療技術のためにつくられた事象に感じるからです。脳死は人の死と見ずに、脳死状態であっても医療は治療を続けるべきであり、そのことに親族が不快、苦痛を伴うのであれば、延命治療をやめるべきだと思います。」(こんなすらすらと喋ってない、もう喋る限界がきていた、水がほしい)

【面接官】「しかし、脳死と判定された患者は現在の医療技術によって生かされているだけなんですよ。」

【受験生】「……。(やっぱり来たか、論じている立場が違うので黙ってしまったが、意見をかえるわけにもいかないので、少し考えてみた)私は生かされているか否かは患者本人の意見がない場合には、患者の家族に判断を委ねるべきだと考えています。」(もうのどがからからで喋れない)

【面接官】「もう結構です。」(心にがつんときた、落ちたと確信したくらいだった)