【直前対策!】東海大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

【直前対策!】東海大学医学部ー小論文・面接の傾向と対策

ここでは、過去の小論文・面接の試験問題や対策をご紹介します。2次試験直前まで、予行演習やイメージトレーニングに役立ててください。

小論文について(2次試験)

時間:45分

 

形式:小論文(500字以内で意見論述)1題

 

:医学とはあまり関係のない絵画や写真など、受験生の感性を問う問題が出題される。時として、川柳や詩、課題文、二字熟語の空所補充が出ることもあり、傾向が不安定極まりない。

 

対策:とくに決まった答えがあるわけではないので自由に考えていいのだが、出題者の意図を踏まえるならば、まずは医療者の資質や適性という視点から課題を読み取ってみよう。ただし、無理やり医療系のテーマに結びつける必要はないので、自分が気づいた視点で自由に書いてみよう。ほかに似たような問題を出す大学は順天堂なので、ひたすら東海および順天堂の過去問を解く練習をするとよい。個性を表現するより、人として常識的な考えを自分の言葉でわかりやすく説明できれば、小論文が原因で落とされることは考えにくい。要するに、「ホームラン答案」ではなく、「落とされない答案」を書くように心がけることが重要である。小論文は点数化されていない場合がほとんどであり、1次試験の順序でほぼ決まるはずなので、極端に稚拙な内容を書いたり、白紙で出さない限りはそれほど心配する必要はない。

面接について(2次試験)

時間:15分

 

形式:個人面接

 

内容:大学志望理由、医師志望理由、1次試験の出来具合、併願校、理想的な医師像、出身高校の特徴、高校時代に一番力を入れたこと、浪人生活の大変さ、部活動、自分の性格、最近読んだ本、自己PR、家族構成、尊敬する人物、友達付き合い、体力、朝食、伊勢原の印象、最近気になるニュース、留学、座右の銘、医師に必要な資質、「良医」とはどのような医師か、合格したらやってみたいことなど。

 

対策:ある程度、キーワードは準備しておいて、あとはその場でキーワードをつないで考えながら話すようにするとよい。事前に暗記したセリフを棒読みするのはナンセンスなので、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけよう。学校や予備校などで、あからさまに対策をしてきました、みたいな印象を試験官に与えると評価は下がると思ったほうが良い。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにすること。

【特集】解説!医学部受験の基礎知識

このURLをコピーする