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日本医科大学医学部と東邦大学医学部②

2016年2月3日

東邦大学医学部は2013年の入学者から6年間の学費が600万円くらい下がり2500万円台となり、難度がさらに増しました。

東邦は英語配点が高く、東邦の独特な英語問題を解ける英語力のある受験生が合格しているようです。
他方で、英語が特に取れるわけではないが、4科目平均してある程度取れているという受験生も合格しています。
しかし、数学の問題はなかなか点がでないようです。
合格者でも、数学の正解率が半分を割っていると自己採点しています。
英語の分を数学で取り戻すのはなかなか難しそうです。

一方の日本医科大学は、学長が変わりました。
試験日が早まり、今までは慈恵、日大、東京医科などと同じ頃に合格発表をしていましたが、今年は、東邦、昭和などと同じ時期に合格が発表されます。
来年から前期と後期の2回試験が実施される為、今年は前期の日程を試したのかもしれません。
この2点から、入試状況に変化がみられるかもしれませんが、昨年までですと、慶應、順天、慈恵、昭和などの成績上位層が合格する大学と比べると学費が高く、難度の高い問題が出題されることから、受験倍率が低くなっていると考えます。

日医は倍率が低くとも、難しい問題に挑まなくてはならず、特に数学は東大レベルの問題を鍛錬したことのある受験者が合格しています。
しかし、合格者の中には、自己採点で数学が3割くらいで合格した生徒もいましたが、英語はほぼ完璧とのことで、昭和などにも合格していることから、理科も十分取れたのだと思います。
したがって、日医は3科目で稼げれば1科目の失敗があってもなんとかなりそうで、他の大学が残念な結果となっても力のある生徒なら4科目すべての学習が間に合わなかったとしても日医に受かっています。
すでに日医の2次は今日から始まっています。
明日からは東邦の2次となりますが、1次より2次で受験票を忘れる受験生がけっこういますのでご注意ください。
もし忘れても、集合時間にさえ間に合えば、係の人が何とかしてくれるはずです。
取りに戻って遅刻すると受験資格がなくなる場合があります。

教務スタッフ