月別アーカイブ: 2024年12月

今年の締めくくり★

2024年12月30日

 

こんにちは。アドバイザー望月です。

今年最後の登校日になりました!今日は「リハーサル過去問」day。

入試本番と同じ「試験時間割」で志望大学の過去問を解いてもらってます。

来月に迫ってきた入試本番を意識して、最高のお天気に恵まれた年内最後の日に、生徒全員で朝から頑張ってもらってます。

いよいよ入試まであと20日前後。

「何が何でも医学部に合格する」という強い覚悟を持って、迷うことなく受験勉に集中してください。試験当日に体調不良にならないように、毎日の生活リズムを整えて、自分のことは自分で管理するようにしましょう。

「努力は運を支配する」

がんばれ、フォレスト生★

望月

明日が年内最終授業です

2024年12月29日

2024年もいよいよ残りわずかとなりました。
当校の年内授業は明日12月30日が最終日です。年末のこの貴重な1日を有効に活用し、今年の学びをしっかり締めくくりましょう!!

積み重ねてきた努力が来年の大きな成果に繋がるはずです。最後の授業では疑問を解消し、新しい年に向けた学習計画を立てていきましょう!

頑張れフォレスト生!

池袋校 スタッフ

フォレストクイズ㉒

2024年12月28日

第22回目のフォレストクイズです。今回が今年(2024年)最後のフォレストクイズの更新です。クイズ好きのスタッフである私により今年から始まった企画ですが、ご好評いただいているようで何よりです。来年にも更新はありますので是非お楽しみに。今回は今日・12月28日が誕生日である「ある作家」にちなんだ問題を出題します。

Q.空気が澄んでいて日射量の多い高原や砂浜などに多くつくられる、結核の療養所のことを英語で何という?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.サナトリウム(sanatorium)

慢性的な症状を特徴とする結核の療養所は「サナトリウム」と呼ばれ、結核を題材とした文学作品を「サナトリウム文学」と称することがあります。海外でいえばトマス・マンの『魔の山』が有名ですが、日本の代表的なサナトリウム文学といえば堀辰雄の『風立ちぬ』ではないでしょうか。今日・12月28日は堀辰雄(1904-1953)の誕生日です。堀辰雄は肺結核にかかり、軽井沢で度々療養生活を送っていました。『風立ちぬ』はそんな療養生活を題材にした作品です。

『風立ちぬ』の序文にはこんなフレーズが出てきます。

「風立ちぬ、いざ生きめやも。」

このフレーズは作品冒頭に引用されたポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一説が基になっています。「風立ちぬ」は「風が立った(吹いた)」という意味合いで、「めやも」という古語的な表現は詠嘆を込めた反語、疑問の表現です。よって「風が立った、さあ生きようか。いや、生きないだろうなあ。」といったようなニュアンスになります。実はこの表現は引用したヴァレリーの詩の内容が「さあ生きよう」と決意するものであるのと逆かのようにも思える表現になっています。これが単なる誤訳だったのか、それとも堀自身意図してこのような表現を用いたのかという点については、現在まで議論が絶えません。しかしながら、ここで用いられた「いざ生きめやも」というフレーズが後世まで残る名句であるということそのものは、疑いようのない事実でしょう。

 

今年のうちにやり残したことがないようにしっかりとやり切りましょう!良い体調で新年をお迎えくださいね。

 

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は1/4更新の予定です。)

出典
コトバンク サナトリウムhttps://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%86%E3%82%80-3153023#w-1979823
コトバンク 堀辰雄 https://kotobank.jp/word/%E5%A0%80%E8%BE%B0%E9%9B%84-134355
日本女子大学学術情報リポジトリ https://jwu.repo.nii.ac.jp/records/1912

 

行動で思考を変える

2024年12月27日

皆さん、こんにちは。

私立医学部入試の初日まで25日を切りました。メディカルフォレストでは私立医学部の各大学別対策ゼミが続いています。

各大学の過去問にも取り組んでいる中で、なかなか思った通りに勉強が進まない、ということもあると思います。

ここで遠慮して先生に質問に行けなかったりするのは非常にもったいないです。自分の長年の行動の習慣を変えることは難しいのですが、

「思考で行動を変えるよりも、行動で思考を変える方が簡単である」

という言葉があります。

遠慮して先生に質問に行けずに、ネットで調べる。

これを繰り返していては最適解に最速でたどり着くことはできません。

焦りは禁物ですが、残された時間で最大限の効果を上げるためにも、ここで遠慮はいけません。メディカルフォレストには先生が待機している「質問教室」という時間もあります。最後まで活用してください。

体調に気を付けて、引き続き頑張りましょう!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

フォレストクイズ㉑

2024年12月26日

第21回目のフォレストクイズです。2024年の今日・12月26日は暦の上でおめでたい日とされる「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる日。何かを始めるのにも良い日だそうです。「本番」を目の前にした生徒さんは急に新たなことを始めるわけにもいかないでしょうが、来年以降に受験を見据える高2以下のフォレスト生の皆さんは何か一つ習慣を始めてみてもいいかもしれません。

さて、今日は偉大な女性科学者についての問題です。

Q.1898年12月26日、夫のピエールとともに新たな放射性元素「ラジウム」の発見を発表した女性科学者は誰?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.マリー・キュリー(キュリー夫人)

12月26日は「ラジウム」の発見が発表された日です。キュリー夫妻は同じく1898年の7月に放射性元素のポロニウムを発見しており、これに次ぐ新たな放射性元素の発見でした。今回の発表に際しては「放射能」という語も造語されています。発表者であったキュリー夫妻は1903年のノーベル物理学賞を受賞、更にマリー・キュリーは夫・ピエール亡き後の1911年にノーベル化学賞も受賞しています。

ここで、今日は新しく物事を始めるのに良い日ということで、趣向を変えてマリー・キュリーが残したとされる名言を一つご紹介します。

“Nothing in life is to be feared. It is only to be understood.”

「人生において、恐れるべきことなど何もありません。ただ理解すべきことのみです。」

この後には「理解を深めることで恐れに打ち勝つのだ」というような文章が続きます。稀代の科学者であるマリー・キュリーの原動力となったのは、未知の世界について知ろうとする意志だったのかもしれません。

「本番」まであとわずか。とにかく体調を崩さないように意識しましょう!手洗いうがい、換気に栄養補給を忘れずに。頑張れフォレスト生!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は12/28更新の予定です。)

 

出典

福井新聞 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2193143

ブルーバックス https://gendai.media/articles/-/58944

毎日1ページ!1年間ぜったい続けられる 英語録音読BOOK

https://www.google.co.jp/books/edition/%E6%AF%8E%E6%97%A51%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_1%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E7%B6%9A/X-3_EAAAQBAJ?hl=ja&gbpv=1&dq=%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%80nothing+in+life%E3%80%80%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E9%8C%B2%E9%9F%B3%E8%AA%ADbook&pg=PA306&printsec=frontcover

リハーサル過去問演習

2024年12月25日

メディカルフォレストでは、12月30日(月)に年末恒例の「本番力を付ける!リハーサル過去問演習」を実施します。

「リハーサル過去問演習」とは志望大学の過去問を本番と同じ試験時間割で解答するイベントです。

その狙いは

・本番力を付けるために、本番を意識して過去問を解くことができる

・本番と同じように脳を疲れさせる(脳の疲労度)ことができる。

⇒本番では2科目の試験スタート時点には1科目の疲れが、3科目では1科目・2科目の疲れが蓄積される。

・本番の時間割で解くので、休憩時間をどのように使うかということまで考えることができる。

この経験は、必ず本番で活かされるはずです。

ガンバレ!

スタッフ 青木

山茶花(さざんか)

2024年12月24日

庭で、サザンカの花が咲いていました。
11月~1月が見頃のようで、花が少なく、寂しくなった庭に、彩を添えてくれています。

サザンカの花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」で、花言葉の由来は、寒さが強まる過酷な季節にも負けずに花を咲かせる姿に由来しています。

今年もあと1週間、年末で何となくバタバタと気ぜわしく感じる時期でもあります。
しかし、世間のざわつきに惑わされず、自分のペースを乱すことなく、サザンカのように厳しい状況にもひたむきに立ち向かいましょう。

教務スタッフ 糸井

フォレストクイズ⑳

2024年12月23日

第20回目のフォレストクイズです。いよいよ迫ってきた年の瀬。明日・明後日はクリスマスイヴ・クリスマス。とはいえフォレスト生の皆さんからすれば「本番」に向けて無駄にはできない一日でしょう。いつも通りに生活できるように、今日のうちに備えるのもアリかもしれませんね。

さて、今回は現在の日本が抱える「ある課題」について出題します。

Q.海外で開発された新薬の日本での承認が、欧米に比べて遅れてしまう現象を何という?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.ドラッグ・ラグ

「ドラッグ・ラグ」には二つの側面があります。「欧米で既に承認された新薬が日本でなかなか承認されない」という意味の遅れと、「日本でも承認されたものの欧米に比べると承認までの期間が長くなってしまう」という意味の遅れです。更には「欧米では既に承認されているものの、日本では開発の見込みすら立たない」というケースもあり、これは「ドラッグ・ロス」と呼ばれています。この「ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス」をいかにして解消し、より多くの人に薬を届けるか、というのが現在の日本の抱える課題となっています。

「ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス」が生じる背景には、臨床試験の仕組みの問題から国際的な共同治験に日本が未参加となってしまう場合があることや、薬価制度に関する問題など様々な障壁から、新薬を開発する海外ベンチャー企業などが日本市場に参入しないケースがあることなど、様々な問題が原因としてあるようです。「ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス」の影響を大きく受けるのは希少疾患や小児用の薬を待つ人々であることが多く、こうした人々に必要な薬が存在しているにもかかわらず届けられない、という状況が多くうまれています。「ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス」の解消に向けては官民一体となった取り組みが期待されています。

 

寒さが身に染みる今日この頃ですが、腹巻などを活用して身体を冷やさないようにして生活し、元気に過ごせるよう努めていきましょう。頑張れフォレスト生!

 

~答えは下にスクロール~

 

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は12/26更新の予定です。)

 

出典

医薬産業政策研究所 http://atdd-frm.umin.jp/slide/35/iida.pdf

がんナビ https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/202404/583761.html

日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC311T40R30C24A5000000/?msockid=3481fe5aaa536e9133e9edb6ab2b6f60

QLifePro https://www.qlifepro.com/news/20241122/mhlw-191.html

この時期の過ごし方

2024年12月22日

こんにちは。メディカルフォレスト卒業生の深見です。

日に日に冷え込みが強くなり冬本番を迎えています。
体調管理に緊張感が増してくる頃だと思いますので、各自マスクや手洗い・うがいを徹底し、自分の身は自分で守るという覚悟をもって過ごしていきましょう!

この時期の過ごし方として、個人的には家に帰ったらまずお風呂に入るのがおすすめです。
身体をなるべく早く清潔な状態にできますし、お風呂を済ませておくことでその後の夜の時間を有効に使えます。
また、深部体温の低下に伴い眠気が訪れますので、早い時間に湯舟に浸かることで自動的に早寝が促され受験に有利な朝型の生活に切り替えることもできます。
自然な眠気で寝付くことができるので、試験が近づくと緊張でなかなか眠れないという人にもおすすめです!
また、腸内細菌叢に存在する細菌の種類が多ければ多いほど持久力がアップするという研究もあるそうです。腸内細菌の種類を増やすためには色々な種類の食べ物を食べることが大切だそうなので、忙しい日々ではありますが、同じものばかりでなくバリエーション豊かな食生活を心がけるようにしましょう!

医学部入試は連日続くことが一般的ですし、二次試験も含めると試験シーズンは長期に渡ります。

志望理由書や各大学独自の課題等、出願の準備も大変だったかと思います。

そんな大変な思いをして、勉強の合間を縫ってせっかく行った出願ですので、当日体調不良で受けられなかった…ということが無くあってほしいと思います!

また、これからの時期はこれまでにも増して勉強に力を入れる日々が続きます。

お風呂に入るときに好きな香りの入浴剤を入れてみる、勉強を頑張ったら好きなものを食べる、など日常の小さなことで構いませんので息抜きをしつつ最後まで走り抜けてほしいと思います。

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

フォレストクイズ⑲

2024年12月21日

第19回目のフォレストクイズです。記事の更新日である12月21日は今年(2024年)の冬至の日。一年で最も昼が短くなる日です。かつての易学(占い)では「一陽来復」といって、陽の気が再び強まりだすタイミングとして冬至の日(ないし旧暦の11月)はおめでたい日とされていたそうです。おめでたい物事にはあやかりたいものですね。そこで今日はこんな問題。

Q.「ん」が付くものを食べると縁起が良いとされる冬至の日によく食される、「南京(なんきん)」という別名がある野菜は何?

 

 

~答えは下にスクロール~

 

 

A.カボチャ

カボチャは夏から秋にかけて収穫されたのち、保存しておくことで追熟されて甘みが増します。そのため食べ物が限られる冬至のタイミングでも美味しくいただけるのです。日本に先に伝来した日本カボチャと比べると、今よく目にする西洋カボチャは更に栄養豊富で、ビタミンやβカロテン、食物繊維や炭水化物(糖質)などが多く、「緑黄色野菜の王様」と称されることもあります。先ほど冬至はおめでたい日とされてきた、と述べましたが、縁起を担いで食べられてきたのが「運を盛る」とされる「ん」が付く食べ物。その一つが「南京」と呼ばれていたカボチャでした。様々な理由からカボチャが冬至の主役食材となったのですね。フォレスト生の皆さんも「一陽来復」の心持ちでカボチャを食べてみてはいかがでしょうか。

 

共通テストまであと4週間。焦る気持ちを持ちそうになるところですが、そんな感情をどのようにすれば制御できるのか、ということを見つけることができれば本番にも必ず活かせるはずです。実力をどうやったら発揮しきれるか、という点にも意識を向けたいところです。頑張れフォレスト生!

 

医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山

 

(次のフォレストクイズ更新は12/23更新の予定です。)

 

出典

国立天文台 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2024/rekiyou242.html

コトバンク https://kotobank.jp/word/%E4%B8%80%E9%99%BD%E6%9D%A5%E5%BE%A9-433829

日本健康文化振興会 https://www.healthnet.or.jp/column/2020/000132.html

山梨県厚生連 https://www.y-koseiren.jp/special/health/3023