志望校選びに学費も検討材料になるかと思います。
難易度が高いほど学費は低く、だいたい難易度と反比例しています。
ただ、ここで注意していただきたい点が2つあります。
まず、1つ目。近年、学費の値下げ競争が行われていますが、なかには留年者の多い大学もあります。
留年者にとっては学費が1年分多くなってしまうので、安いと思っていたはずが、高額な追加料金がかかります。
最近は国際基準を満たしたカリキュラムが組まれ始めているので、どこの大学も授業はキツキツで、親世代の医学部より大変なようです。
となると、2つ目、通学の利便性が重要になってきます。
電車やバスを乗り継ぐと、けっこう時間も交通費もかかります。
高学年になると早朝の実習などがあり、通いきれないという理由でひとり暮らしを始める学生もよくいます。
通うのは駅からの徒歩時間も入れて1時間前後が良いところではないでしょうか。
それ以上時間がかかると本人の苦痛が大きく、遅刻したり、サボったりする可能性も高くなります。
また、学年によって校舎が違う大学もあります。
そして、意外と知られていないのは部活動の活動場所です。
都心の大学ではずいぶん苦労しているようです。
定期が使えずこれまた交通費もかかります。
教務スタッフ