医学部出願の際、面接資料となるような様々なことを記入する大学があります。
これに関しては、フォレストではベテランの日本語科の講師が一人ひとりの状況を確認し、添削しています。
ボランティア活動の記入をする大学もあり、フォレストではカリキュラムのなかにボランティア体験を設けています。
大学案内に書かれている形式的な内容をほとんどの受験生が志望理由として書きます。
しかも、面接官はこの大学が受験生にとって何校も受験しているうちの一つだと知っています。
肝心なのは、面接のとき質問されたら、自分が書いた内容に沿って応えなくてはならないということで、誠実さがあるかどうかがポイントです。
大学ごとに一生懸命考えて書いても緊張している面接の席で忘れてしまうこともあります。
これらのことから、地方の大学は地域医療、医療系の総合大学は総合医療、文学部など医学部以外もある大学は医療系以外の学生との交流の中で幅広い視野の人材育成、医学部の単科大学では実習というように、大まかに大学の特色を捉えておくと混乱せずにすむのではないでしょうか。
ここで、実習と挙げたのは、説明会などに行くと、特に、実習をアピールする大学が多いからです。
国立大学の特徴との大きな違いはそこにあるようです。
それから、受験生の皆さんは強い意志を持って、お医者さんになりたいはずです。
その気持ちの医者への志願理由とどのような医者になりたいのかはより具体的に、簡潔にまとめておくとよいですね。
中には、入試の際、会場で記入する大学があります。
いきなりその場で書けと言われ、戸惑う受験生も沢山いますので、材料を事前に集めておくと良いでしょう。杏林大学の2次試験ではその日に面接資料を記入するそうです(過年度情報)。
早くに試験会場に行き着席するとじっくり書けると、受験した生徒が言っていました。
面接官に突っ込んでほしいことはあえて曖昧に書くなど、工夫しながら記入しましょう。
教務スタッフ