カテゴリー別アーカイブ: 医学部受験

繰上合格の嵐

2016年7月30日

2016年度の入試は繰上合格がかなり出ました。
たとえば、今年から新設された東北医科薬科大学では、197名が繰り上がりました。
また東京女子医科大学では過去最高の72名、聖マリアンナ医科大学では4月5日まで繰り上がる状況でした。
そのため、4月になっても動きがあり、受験生は相当精神的に追い込まれたはずです。

こうした動向は、国立受験者がかなり私立中堅レベルの大学まで受験していることに起因していると考えられます。
いままでは、国立受験者は私立を併願するにしても慶応、慈恵会、順天堂など難関大しか受験しなかったのですが、確実に合格をつかむために、私立の中堅レベルまで射程範囲に収めて動いたのでしょう。

実際、メディカルフォレストでも、国立がダメで私立中堅大1つのみ合格というケースもありました。
こうしたことから、私立専願者は国立受験者のことも頭に入れて勉強する必要があります。

益々気を引き締めて、勉強に専念しましょう。

教務スタッフ

来年の帝京はなにかがちがう!

2016年7月24日

帝京では、来年の入試から公募推薦入試を導入するようです。
資格条件は評定が4.0以上、現役であることです。
福島県地域枠推薦入試のみ、福島県内の高校に在籍していること、福島県地域医療医師確保修学資金を受給することが追加されます。

今年の入試では3科目選択だったのに対し、英語必須で、2科目選択になりましたが、来年の入試から学科試験と面接試験が分離し、面接と小論文の試験が別日で実施されることになりました。
また、センター利用でも英語と面接に加えて、小論文が課されることになりました。

いままでの面接は5分で終了する形式的なものでしたが、本格的に受験生の内面を見抜くようになるはずです。
学生のレベルを上げるために、大学側も入試改革に力を注いでいることでしょう。

教務スタッフ

東邦の今年から始まった基礎学力試験の実態

2016年6月4日

基礎学力試験の内容ですが、合格者に聞いたところ、要約問題が出題された点は例年と変わらないものでした。
論理的思考能力問題では、与えられた日本語の文章を読んで、制限時間は60分で、600字以内で要約する問題です。

一方、数理解析能力問題では、ランダムに列挙されたようにみえる数字群の中にある法則性を見抜いて、クイズに答えるものが出題されました。
内容については、よく分からないものだったそうです。
それでもその受験生は合格してました。
4回目のチャレンジでついに合格を勝ち取りました。
あっぱれ!

あまり慌てることなく、まずは、学科の試験を万全にすることに集中しましょう。
多浪生でも希望を失うことはありません。
今年7浪で岩手医科大学に合格した学生もいます。

教務スタッフ

今年の東邦は入学者の約半数が女子で占める

2016年5月22日

もともと東邦大学の前身は女子の専門学校でした。
その影響もあってか、女子の入学者が毎年多い傾向にあります。
ただ、今年は約50人もの女子が入学した模様です。
これはどういうことなのでしょうか。
たまたまかもしれませんが、やはり英語を重視する東邦の入試は数学より英語を得意とする傾向の強い女子受験生に有利と言えるのかもしれません。

来年春に開校予定の国際医療福祉大学医学部では、多くの科目に英語を導入したり、東南アジアからの留学生を受け入れたり、外国人の教員を積極的に採用するようです。
これは、まさに、新世代を生き抜くためには英語貫には語れない証左でありましょう。

医学部入試の英語の配点も年々高くなる一方です。
それくらい大学側は英語のできる人材が欲しいのです。

医療の世界だけではなく、今後益々外国人が日本に入ってきて、日本にいながらにして英語の必要性を実感させられる日が近づいてきます。
外国人の医師やその他の医療従事者などとの交流、日本人の学生や医療従事者などによる海外留学、外国人の患者への対応など、さまざまな場面で英語が使えないと活動範囲が限られてくるはずです。

将来、原文で海外の医学論文を読みこなせる医師になるためにも、ぜひいまのうちから英語力を鍛えておきましょう。

教務スタッフ

東大理Ⅲで面接試験が11年ぶりに復活!

2016年3月11日

東京大学は、理Ⅲの入試で2018年度から前期日程の2次試験で、面接を復活させると発表しました。
2008年から面接試験を廃止していたので、11年ぶりの復活となります。

復活の理由は、学科試験の成績だけではなく、コミュニケーション能力や熱意のある受験生を探すためだそうです。

受験には受かったけど、そのあとやる気が続かなく、脇道にそれてしまう学生が一定数いるのでしょう。
私立大学でも留年や放校が目立ってきているようです。

ぜひ真面目にコツコツと学び続ける姿勢をもった人に医学部合格を果たしてもらいたいものです。

教務スタッフ

医学部の面接試験対策

2016年2月23日

2014年から岐阜大学医学部でも面接が行われるようになり、東京大学以外は、医学部の入試には面接が課せられるようになりました。

面接は、偽ることなく、素直に、謙虚に、合格への熱意を持って望んでください。

国立大学受験者の中には、大学入試の面接が初めての方もいらっしゃると思います。

フォレストでは、ANAのマナー講座をご用意しております。
ANAのマナー講師は業界随一といわれるほどのレベルを誇っていて、医学部のカリキュラムにも導入されているようです。
1次試験合格直後には、その大学に通っている、あるいは、その大学の2次試験を受けたことのあるチューターに同席してもらい、進学アドバイザーが徹底して2次試験の練習をしております。

面接について、よくご質問を受けるのは服装です。
現役生は、制服が良いでしょう。制服のない高校や過年度卒の受験者は、スーツです。
就活の場合は、礼服と区別する必要がありますが、医学部受験者のスーツは黒無地が多く、一見、礼服との区別がつきません。

大学に入ると先生、OB参加の会ではスーツを着なくてはなりません。
アルバイトで塾の個別指導をしている学生がたくさんいますが、ほとんどの場合、スーツを着て授業をしています。
医学生はスーツを着る機会が他学部より多いようです。
また、2年、3年になると解剖でお世話になったご遺体や、動物の慰霊祭が行われ、黒無地のスーツが必要になります。
スーツ1本で済ませてしまうか、黒無地の他にオーソドックスなものを用意するかは皆さん次第です。

医学部の面接ということで、少し高価なシルクが混じっているものをご用意なさった親御さんがいらっしゃいます。
シワになって困ったそうです。
シワや着やすさで選ぶと良いでしょう。

今では国立最高峰の医学生なのですが、私立の最難関大学医学部の面接をトレーナー姿で受験し合格したという話を聞いたことがあります。
しかし、目立つとご本人に多かれ少なかれ動揺が走るので、無難にスーツをお勧めします。
ジャケット姿の受験生もほとんど見かけません。
制服かスーツです。
女子はスカートでもパンツでもどちらでもOKですが、「できる女」に見えるものをご用意ください。

教務スタッフ

埼玉後期2次試験

2016年2月21日

今日は埼玉後期の2次試験が行われます。
フォレストでも再受験生が受験します。

埼玉後期はかなりの狭き門で、2015年度は募集人員45名に対して、受験者数が2180名、1次合格者数が370名、正規合格者数が46名でした。

なんとか合格を勝ち取って欲しいと祈っています。
がんばれ!!!

教務スタッフ

私立大学医学部の寄付金

2016年2月19日

医学部に入学すると寄付金が求められますが、ひとりあたり100~300万円位が大学としては欲しいのだろうと感じています。
でも、これはほとんどの場合、任意であり、寄付をしていない学生ももちろんいますのでご安心ください。

入試の縁故関係についてはいろいろ耳にします。
過去には、慶應幼稚舎(小学校)の入学をめぐり、ひとりあたり数千万円の詐欺事件がありました。
ある大学の附属幼稚園は入学に際し、寄付が1本500万円だそうです。
他には、芸能人枠、相撲枠、歌舞伎枠があるとのこと。
ある人物に仲介を頼んだら、ことあるごとに学校への寄付金が請求されるので退学を考えている、などいろいろです。
医学部への入学なら、詐欺の場合、いくら取られるのかを考えると、とても恐ろしい額が予想されます。

もし、縁故関係があっても、学力試験の結果にはまったく反映されないと思ってください。
学力試験の点が縁故によって改ざんされたとなれば、それは明らかに犯罪行為です。
近年はマークシートの大学が増え、成績を開示する大学も増えていますので、それがどれだけのリスクある行為となるかはおわかりいただけるかと思います。
ましてや、『白い巨塔』までとはいかなくとも、学長選、学部長選、教授選では派閥争いで、しばしば怪文書まで飛び出す世界です。
入試の不正行為が明るみにならないわけがありません。
皆さんは、このような詐欺や不正の犯罪行為には絶対に関わらないでください。

教務スタッフ

医学部入試の2次試験

2016年2月18日

2次試験の合否がどのように動くのかは受験者側には不透明なところです。
いろいろご心配な受験者も多いと思います。

2次試験につきましては、教員の家族点、OB関係の点、出身高校や両親居住の地域点、受験者の年齢などのいろいろな加点がつくことが考えられます。
が、実際は、それぞれの大学によって異なり、私どもにはまったくわかりません。

各大学とも、学費を下げ、優秀な生徒を取りたいという動きになってきているので、あれこれ噂話に振り回される必要もありません。
企業の採用と同じような感覚でいたほうがよさそうな大学があることも予想されます。

しかし、たいていは医者としてやっていけるかどうか、健康か、精神疾患はないか、コミュニケーション能力は著しく劣っていないか、などの判断で、医師として不適合な受験生をはじくために面接をしています。

ある医学部入試の面接官に聞いたところ、面接官のなかに精神科医が1人いるそうで、学力以外の面を審査しているそうです。
東医の2次試験でも、絵を描かせて受験生の精神面をチェックしているようです。

面接に加えて、小論文、心理テスト、適性試験を実施し、高校の調査書をみて、受験生の資質に問題がない場合は学力順で正規合格、補欠順位がくると考えましょう。
よって、これから入試に挑む受験生は、学科で1点でも多く取るため精進してください。

同点の場合もそれぞれの大学で合否のつけ方は異なります。
合計点が同じ場合は、英語の点数、それでも差が出ない時は数学、ということを行っている大学も過去にはありました。
入試担当者の特にトップが変われば合否基準も変わるでしょう。

しかし、絶対にコネがないと言い切れる合格者がほとんどです。
数年前、日医の入学式に参列した保護者様から「皆さんは実力だけで合格しました。だから自信を持ってください」というような話が学長先生よりあったと伺いました。

教務スタッフ

医学部受験の番狂わせ

2016年1月30日

ベネッセ駿台模試
A:合格可能性80%以上
B:合格可能性60%以上80%未満
C:合格可能性40%以上60%未満
D:合格可能性20%以上40%未満
E:合格可能性20%未満

河合塾模試
A:合格可能性80%以上
B:合格可能性65%以上80%未満
C:合格可能性50%以上65%未満
D:合格可能性35%以上50%未満
E:合格可能性20%未満

上記は予備校2社の模試の結果における合格判定基準です。
先日、「模試でB判、C判取れてたのに1次通らなかった。
あとD判の大学しか残ってない」と嘆き、自信をなくしかけている受験生を見かけました。
D判の大学は無理でも、B判、C判の大学は行けそうと思っていたのでしょうが、B判、C判でも10人に3〜6人は思い通りにいかない結果であることを再度、認識してなくてはなりません。
たとえA判でも100%ではありません。
しかも、たいていは10月までの模試の結果です。
私立医学部入試は1月の後半から始まりました。

最後に模試を受けてからみなさんの力はそのままでしょうか?
夏以降、部活をやめてようやく受験に集中できた現役生がいます。
秋以降、だらけてしまった人もいれば、さらに集中して頑張った受験生もいます。

ですから、各大学毎に問題の特徴が異なり、僅差でひしめき合う医学部受験においては、たとえA判が取れていても、D判だったとしても、合格予測は難しいです。
模試でE判が出ていた受験生の実力不足は否めませんが、秋以降の頑張りと問題の相性によっては合格することもあります。
そのようないわゆる番狂わせの受験生を多く見てきました。
医学部1次試験の合格ラインあたりにはたった1点に100人が並ぶと言われます。
実力がある、なしに関わらず、その日の試験で1点でも多く取った受験生が2次に進みます。
あなたも、あと1点だったのかもしれません。
残りの試験、終了間際まで1点でも多く取るために、ただがむしゃらに挑みましょう。
そして、受かると良いなではなく、なにがなんでも女医への道を自分で勝ち取りに行きましょう。

教務スタッフ