医学部受験の出願作戦①

2015年12月16日

各大学の受験日が重なる大学があります。

まず、杏林大学の2次試験と東邦大学の1次試験です。
とりあえず両方出願し、杏林の1次試験の結果が残念な場合は東邦の1次試験を受ける、という作戦を立てる受験生がいます。
東邦大学は2013年の入学者から学費を下げ、難易度が高まりました。
両方の試験対策をして、手応えを感じている受験生は両方出願が可能かと思います。
東邦大学は英語の配点が高いという特徴が顕著に出ており、英文も医学的な内容が含まれることが予想されることから、英語が得意な人にとっては杏林より東邦のほうが向いているかもしれません。
要するに、大学との相性もありますので、偏差値の難易度で一概には決められないのです。

このように、医学部受験は偏差値だけではなく自分に問題が向いているかどうかで、合否が分かれてしまうのだと考え、先ずは、己の力と出題傾向をしっかり分析して受験校を決断してはいかがでしょうか。

教務スタッフ