4日の日経新聞の朝刊の一面に、厚生労働省が2017年度から大病院に治療実績の公表を求める方針であることが掲載されました。
病院の仕事が益々過酷になることが予想されますが、医師になりたいという強い志しがあるならば、大学及び付属病院の評判やマスコミに振り回されることなく、合格のチャンスを掴んでいただきたいと思います。
どこも大なり小なり問題はいつでも生じます。
数年前のことですが、優秀な生徒を取るため、借金をして学費を下げたと聞く大学もあります。
大学の経営状況も世間に広まる噂だけではわからないものです。
受験に対してもいろいろ噂が駆け巡ります。
ご自身の実体験だけで感じたことを信じれば良いのではないでしょうか。
さて、今年の私立医学部も大詰めを迎えております。
受験者数から見ても思い通りにいかなかった人はたくさんいることでしょう。
フォレストにもすでに来年の受験のために、連日、見学に来てくださっています。
入試の成績開示をしている大学は年々増えていますので、今年の受験の経験を明日に繋げるためにも、是非、成績開示をしてください。
そして、自分に何が足りなかったのかをしっかりと見据えた上で、これからの道を歩いていただきたいと思います。
成績開示の有無や方法は各大学のホームページ、募集要項に載っていますが、ほとんどの大学で開示請求の際、受験票が必要となりますので、ご注意ください。
また、公にしていない大学でも、入試担当に直接問い合わせをすれば成績開示をしている場合があります。
教務スタッフ