「学校推薦型入試」について

2023年11月6日

学校推薦型選抜(旧推薦入試)がいよいよ本格的に始まります。

近年、医学部医学科でも様々な「学校推薦型選抜」を取り入れている大学が増えていますので、1つのチャンスとして受験される方も多いでしょう。

「学校推薦型選抜」は、出願の際に学校長の推薦書類が必要な入試方式のことで、「指定校制」と「公募制」があります。

推薦基準としては、高校時代の評定平均で判断されることが多いですが、課外活動や取得資格などが求められることもあり、大学によって入試の種類が違うので事前に確認をしましょう。

また、調査書・推薦書等の出願書類だけでなく、学力検査や小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績、大学入学共通テストなどのうち少なくともひとつを活用するように定められているのも特徴です。

「学校推薦型選抜」は出身校に推薦してもらう性質上、合格したら必ず進学する必要があります。基本的に専願(1大学しか受験しないこと)です。つまり、「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」をいくつも掛け持ちして出願することは原則的にできませんのでよく考えて出願することになります。

その他に「総合型選抜」という、入学志願者の能力や大学で学ぶ適性があるかどうかを総合的に判定する入試方法などもあります。学校推薦型選抜との一番の違いは、入学志願者自ら出願できる公募推薦であり、出身高校からの推薦が不要なことが大きな違いになります。

一般選抜に加えて、「学校推薦型選抜」も注目される医学部入試。

皆さんも自分に合った入試方式で、医学部合格を勝ち取ってくださいね。

がんばれ、フォレスト生★

進学アドバイザー
望月 順子