第18回目のフォレストクイズです。希望溢れる「春」を目指し日々努力しているフォレスト生の皆さん。しかし、そんな春を謳歌する上で、人によっては「天敵」になりうる存在について気になるニュースが飛び込んできました。今回はそんな問題。
Q.日本ではここ数十年ほどで有病率は40%ほど上昇した地域もあり、新たな「国民病」と化している、 春にはスギやヒノキなどが原因となる病気は何十
~答えは下にスクロール~
A.花粉症
来年(2025年)の春は、春の花粉症の原因となるスギなどの花粉が多く飛散するという見込みが日本気象協会より発表されました。2024年の花粉飛散量が例年より少なく、2024年の夏が日照時間、気温ともに十分であったことがその理由です。花粉症の方にとっては厳しい季節になるかも。
現在の日本では花粉症の自覚症状を持つ人は約3割から5割ほどいるとされています。日本全国にスギやヒノキが植えられるようになったのは戦後のこと。戦時中の資源調達のために伐採が進みハゲ山となった森林を復活させるとともに、将来の木材資源の確保のためにスギやヒノキが次々と植えられていきました。その時期に植えられたスギやヒノキは木材として役立てるのには十分な年数が経っているのですが、木材需要の落ち込みもあり伐採は進んでいません。その他にも温暖化や大気環境、住居環境の変化など様々な理由により花粉症は増加。東京都の調査では1980年代では10%前後の有病率であったものの2016年頃には50%近い有病率となった地域もあり、花粉症の影響が増大していることが分かります。
12月も折り返し目前。あと2週間ちょっとで2024年が終わります。やり残したことがないように今年を駆け抜け、2025年を最高の年にしましょう!頑張れフォレスト生!
医学部専門予備校メディカルフォレスト 上山
(次のフォレストクイズ更新は12/21更新の予定です。)
出典
Yahoo! https://news.yahoo.co.jp/articles/cb6ea863daac06a3a70fc7e294804f4374ea3ee9
マイナビニュース https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220214-2272023/
協和キリン https://www.kyowakirin.co.jp/kahun/about/relationship.html
ヒロオカクリニック https://www.h-cl.org/column/hay-fever-old-now/