医学部受験」カテゴリーアーカイブ

表情の変化

2024年11月22日

共通テストまで57日、医学部入試初日まで60日となりました。

朝登校してまずこの数字が目に入るのではないでしょうか。

この数字を見るたびに、私たちスタッフも緊張感が高まってきます。

生徒の皆さんの表情も入学した頃とは変わってきたように思います。緊張や不安と共に来年4月から医学部生になるという強い意志が感じとれるようになってきました。模試や過去問の成績で一喜一憂することもあると思いますが、気持ちはすぐに前向きに切り替えてくださいね。

前に進むのみです。

がんばれ!フォレスト生!

自由が丘校 小松

フォレストの一コマ

2024年11月19日

先日、生徒への配布物を印刷していたところ
あれっ、と思う出来事がありました。

著作権などの問題もありますので、詳細に書くことはできませんが、思わずクスッと笑ってしまうような事が、生徒用のテキストに書いてありました。
わたしがまじまじと見ていると、それを見た生徒が、先生のそれ、面白いですよね、毎回かいてあるんですよ、と笑顔で教えてくれました。

講師の先生にきいてみると、毎回思考を凝らして書いているとのこと。時には、一日かかることもあるとか。

フォレストでは、各科目レベル別にクラス授業またこの時期は学校別にクラス授業などを行なっております。
今の時期は特に応用が中心となり、わかるまでを実践的に導き出す授業内容となっています。

その導き出し方には、先生ごとの個性があるのは理解しておりましたが、解法のテクニックに限らず、解いてみようかな、と思わせるところまでをカバーしていることに感心しました。
実際、笑顔になっていた生徒には、受験期の小さな癒しになっていたことでしょう。

保護者様、アドバイザー、講師がチームプレーで、生徒さんの受験期を支えております。

スタッフも一つ一つの作業を単にこなすだけではなく、時に生徒へのしばしの癒しを与えられるように、精一杯、人生のうちのわずかな受験期を共に過ごしたいと感じております。 

がんばれ フォレスト生

推薦受験の記録

2024年11月15日

多くの医学部の総合型選抜と学校推薦型選抜の試験が今週末、来週末実施されておりピークです。

今年も受験終わりにレポート、問題再現を生徒に書いてもらっています。

総合型選抜や推薦型選抜は問題が公表されずに持ち帰ることもできないことが多いため、これがとても来年以降の後輩たちのためにとても役に立ちます。

今日は東邦大学の受験があり、一人ですべてを再現することは難しいため、複数の受験生が校舎に戻ってきてから感想を言い合いながら作成してくれました。

今年の受験においても去年の生徒の問題再現を事前に見ることができたため、試験のイメージをより具体的にできたと思います。

こういった作業は医学部に進学してから、後輩に定期試験のアドバイスをすることにつながっていると、前に卒業生から聞きました。そのリハーサルと思えば自分にとっても決して無駄な作業ではないのです。

完成したものは来年以降の受験のために活用させていただきます。

作成してくれた皆さん、ギブの精神にあふれていますね。ありがとうございます。

引き続き、応援しています。頑張ってください。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

腎臓内科医のお仕事

2024年11月10日

こんにちは!
長すぎる夏と短すぎる秋が終わり、いよいよ冬に突入という気配のある今日この頃です。
衣替えは終わりましたか?冬支度をしっかり整えて、ぜひ受験期を準備万端の状態で迎えてほしいなと願っています。

メディカルフォレストを卒業し早4年。医学生としては4年生の冬ですので、素人目線ではありますが、今回は臨床実習で回った診療科についてご紹介したいと思います。

今回は、これからやってくる冬に特に忙しくなると言われている腎臓内科です。
正確には夏と冬が腎臓内科の忙しい時期だそうですが、透析管理や慢性腎臓病を診るイメージのあるこの診療科になぜ季節性があるのか、私は実習に行くまでピンときませんでした。
しかしながら実際に学んでみると腎臓は尿を生成するだけでなく、ホルモンを分泌したり全身の水分や電解質のバランスを調整してくれたりと様々な働きを担っています。
また、尿を排泄するということは体外の菌やウイルスにもさらされ得る臓器であるということを意味しています。
ただでさえ寒くて乾燥した冬の環境はウイルスや細菌にとって有利ですが、寒さに伴って免疫力が下がりがちな人間の身体はより一層それらのターゲットになりやすいです。
免疫力が下がっていると若くても腎盂腎炎で入院、ということがありますので免疫力向上に努めましょう!
ちなみに夏に忙しくなる理由は熱中症により体内の電解質バランスが崩れやすい季節だからだそうです。

また、医学部受験生に紹介するにあたって腎臓内科の特徴的なところは計算や数値のチェックが多いところかなと思います。
例えば血液透析であれば3日分の腎臓の働きを数時間で行わなければならないので、その人の体重や身体の状態を見て除去する水分や補う物質の量を計算します。そして腎臓は身体の奥にあって簡単に肉眼で診られる臓器ではないので、血液検査や尿検査で得た検体の数値も診断にとっても有用です!ということでもしかすると数学や数字が好きな人に向いていたりするのかもしれません…。

けれども一番の発見だったのは”腎臓”内科と言いつつ実際は腎臓だけでなく全身も診ており、腎臓”内科”でありながら外科的な処置もたくさん行っているということです。ですので、患者さんの全身状態を総合的に診て診断・治療したい人や、外科的な処置も内科的な治療も両方やってみたいという人にも向いているかもしれません。

将来自分が目指す医師像が固まってくると小論文が書きやすく、面接で答えやすくなりますし、何より志が強固なものになります。
勉強に行き詰まった時にはぜひ、自分が医師になったらどんなことをしたいのか考えを巡らせてみてください!
一緒に頑張りましょう!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見

卒業生の話

2024年11月9日

先月末のお話ですが、医学部に進学したフォレストの卒業生が訪ねに来てくれました。

近況と医学部の勉強、サークル、人間関係、その他いろいろな話を聞くことができました。
今在籍している生徒とも話をして、いい刺激になったと言っている人もいました。

志望する医学部の受験について、今在籍している学生の話を聞けるというのは非常に貴重なことです。
志望理由一つをとっても誰でも作れてしまう内容より一段良いものができます。
例えば、総合大学にある医学部を受験する生徒の中で志望理由に「他学部の学生と交流して視野を広げることができる」という類のことを挙げる人がいますが、実際は他学部と頻繁に交流があるわけでもなく、部活も医学部学生のみで構成されていることも多々あります。
面接で「どこからそんな情報を得たのですか?」と問われて、答えに窮してしまったらマイナス評価となってしまう可能性もあります。

その他、受験から帰ってきた生徒にはレポートを書いてもらっているのですが、レポートの作成とほぼ同じようなことを、医学部に入ったらすることになる、と「今やっていることが進学後に繋がっている」ことを話してくれました。将来への具体的なイメージに少しでもつながると、モチベーションアップにもなります。

もし、知り合いに志望する大学の学生、卒業生がいた場合は積極的に話を聞いてみましょう。

季節柄、体調を崩しや時期になってきています。
体調に気を付けて、頑張ってください!

医学部専門予備校メディカルフォレスト 大内

乾燥対策

2024年11月8日

ここ数日、急に寒さが厳しくなり、空気も乾燥してきましたね。

皆さん、体調大丈夫でしょうか?喉がイガイガしていませんか?

風邪をひかないためにも乾燥対策が必要ですね。

加湿器はもちろん、濡れタオルを干すだけでも湿度をあげることができます。 寝るときにマスクをする、全身をクリームで保湿するなども効果がありそうです。

少しでも身体が不調になると気持ちにも支障がでるので、

日頃の生活も気をつけて過ごしてくださいね。

頑張れ!フォレスト生!

自由が丘校 小松

実りの秋を十分に活かそう

2024年11月5日

今年は肌寒さを感じるのが遅いと感じて過ごしております。
流石に最近は秋らしくなってまいりましたが、
秋が短くすぐに冬が来る・・・これは学習面でも
実りの秋が短く厳しい冬が早いということもかもしれないと感じています。

フォレスト内では、推薦入試を控えて、緊張感から浮足立っているところが見受けられます
推薦入試の結果を待ちながら一般の対策も続けなければなりませんから、
浮足立っていられない時期です。

そんな緊張感からときはなたれるにはどうしたらよいのか。
毎年生徒たちを見ながら考えるのですが、今年は、これかな、と思うものを一つ。

基本的なことですが、
毎日同じ習慣を持つこと、そしてそれをこなすこと。
焦ってくると習慣を変えたくなりますが、目前に迫ってきた時は、
日々の習慣をとにかく崩さないこと。

継続は力なりと言いますが、その力の意味は、自信が内包されていると思います。
自信とは自分を信じる事ですが、継続することで自分を信じる力をより強くすることができます。

フォレストノートを振り返り、自分の習慣を把握すること、
つまり入塾時からまいている種を実らせる時期が今、秋だということです。

フォレスト生が実りある日々を過ごせるようにスタッフ一同支援しております。
フォレスト生★ファイト

スタッフ 古舘

「学校推薦型入試」について

2024年11月4日

 

学校推薦型選抜が本格的に始まりました。

近年、医学部医学科でも様々な「学校推薦型選抜」を取り入れている大学が増えていますので、1つのチャンスとして受験される方も多いでしょう。

帝京大学、東北医科薬科大学等、新しい推薦枠も増えています。フォレストでも、沢山の一次通過者が出ております!

「学校推薦型選抜」は、出願の際に学校長の推薦書類が必要な入試方式のことで、「指定校制」と「公募制」があります。

推薦基準としては、高校時代の評定平均で判断されることが多いですが、課外活動や取得資格などが求められることもあり、大学によって入試の種類が違うので事前に確認をしましょう。

また、調査書・推薦書等の出願書類だけでなく、学力検査や小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績、大学入学共通テストなどのうち少なくともひとつを活用するように定められているのも特徴です。

「学校推薦型選抜」は出身校に推薦してもらう性質上、合格したら必ず進学する必要があります。基本的に専願(1大学しか受験しないこと)です。つまり、「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」をいくつも掛け持ちして出願することは原則的にできませんのでよく考えて出願することになります。

その他に「総合型選抜」という、入学志願者の能力や大学で学ぶ適性があるかどうかを総合的に判定する入試方法などもあります。学校推薦型選抜との一番の違いは、入学志願者自ら出願できる公募推薦であり、出身高校からの推薦が不要なことが大きな違いになります。

一般選抜に加えて、「学校推薦型選抜」も注目される医学部入試。

皆さんも自分に合った入試方式で、医学部合格を勝ち取ってくださいね。

がんばれ、フォレスト生★

進学アドバイザー
望月 順子

11月に突入しました。

2024年11月1日

推薦入試の出願準備に、フォレストの校舎内の生徒たちの緊張感も高まってきています。

学習ペースを自分なりに掴み、学習をより実践的に深めていく時期なのですが、
進めていく中で、迷いも多く生じやすい時期になってきます。

その中で特に特徴的なのが、自分のやり方に固執するようになるあまり、先生や周りの意見を受け入れなくなることが原因で、
方向性を見失ってしまうケースです。

自分のやり方を持つことはモチベーションアップにはなりますが、自分のやり方ですので、結果が出ない時、
どうしたらよいかは本人以外、誰にもわかりません。
また、自分のやり方というものは、感情に左右されやすく、一貫しているようで実はコロコロと変わってしまっていることがあります。

フォレストの講師陣は実績ある指導歴を持ち、日々の学習の向き合い方やクセ、
客観性を持つ意味では非常に強力な味方です。

講師だけでなく、アドバイザー、スタッフが合格までのサポートを連携し、バックアップして参ります。
相談があればいつでも声をかけに来てください。

ファイト★フォレスト生

スタッフ 古舘

医学部入試は個人戦?団体戦?

2024年10月27日

こんにちは。

ついに推薦入試が始まり、来たる一般入試に向けて過去問に取り組む生徒も増えてきたように思います。

いよいよ医学部入試が現実味を帯びてきた今、周りを見ると焦ったり緊張したりすることもあるかと思います。

この時期、それぞれ置かれた環境は様々ですが、まずは軸に自分の目標・プランをしっかり持つこと、そして適度に周りからの刺激を受けて正しく軌道修正していくことも大切です。

私は良くも悪くもマイペースな性格なので、周りの子が過去問を解き始めているのを見て”やばい!遅れているかもしれない!”とペース調整を行っていました!

正直なところ、入試が始まってしまえば周りはみんなライバルです。入試本番は1点でも多くを勝ち取ることが求められる個人戦です。

でも、入試までの日々は団体戦だと私は思っています。志望大学や進みたい診療科は違えど、”医師になること”という一つの目標は全員に共通していて、そしてそれは医学部に合格した後にも続いていきます。特にメディカルフォレストは生徒数があまり多くなく校舎全体が顔見知りという感じだったので、生徒だった頃は勝手に仲間意識を持って日々学んだりお互いに教え合ったり悩みを相談したりしながら過ごしていました。

自分の勉強が思うように進まなかったり、周りの進捗状況がつい気になってしまったり、はたまた順調そうな子を見てうらやましく思ってしまったりすることもあるかもしれません。

でも、周りからの影響をどう生かすかは自分次第です。周りを通して見ることで自分の直すべき部分(例えば私だったらマイペースなところ…)に気付いたり、自分が遠回りしていることを知ったりすることもあります。

ぜひうまくいかないときこそ一緒に闘っている周りの仲間を見て、良いアイデアを採り入れ焦る気持ちはもう一度走り始めるための原動力に変えていってほしいと思います!

がんばれ★フォレスト生

メディカルフォレスト卒業生 深見