医学部出願」カテゴリーアーカイブ

医学部への志望理由

2015年12月22日

医学部出願の際、面接資料となるような様々なことを記入する大学があります。
これに関しては、フォレストではベテランの日本語科の講師が一人ひとりの状況を確認し、添削しています。
ボランティア活動の記入をする大学もあり、フォレストではカリキュラムのなかにボランティア体験を設けています。

大学案内に書かれている形式的な内容をほとんどの受験生が志望理由として書きます。
しかも、面接官はこの大学が受験生にとって何校も受験しているうちの一つだと知っています。
肝心なのは、面接のとき質問されたら、自分が書いた内容に沿って応えなくてはならないということで、誠実さがあるかどうかがポイントです。

大学ごとに一生懸命考えて書いても緊張している面接の席で忘れてしまうこともあります。
これらのことから、地方の大学は地域医療、医療系の総合大学は総合医療、文学部など医学部以外もある大学は医療系以外の学生との交流の中で幅広い視野の人材育成、医学部の単科大学では実習というように、大まかに大学の特色を捉えておくと混乱せずにすむのではないでしょうか。
ここで、実習と挙げたのは、説明会などに行くと、特に、実習をアピールする大学が多いからです。
国立大学の特徴との大きな違いはそこにあるようです。

それから、受験生の皆さんは強い意志を持って、お医者さんになりたいはずです。
その気持ちの医者への志願理由とどのような医者になりたいのかはより具体的に、簡潔にまとめておくとよいですね。

中には、入試の際、会場で記入する大学があります。
いきなりその場で書けと言われ、戸惑う受験生も沢山いますので、材料を事前に集めておくと良いでしょう。杏林大学の2次試験ではその日に面接資料を記入するそうです(過年度情報)。
早くに試験会場に行き着席するとじっくり書けると、受験した生徒が言っていました。
面接官に突っ込んでほしいことはあえて曖昧に書くなど、工夫しながら記入しましょう。

教務スタッフ

医学部受験の出願作戦②

2015年12月18日

今年は、日本医科大学と自治医科大学、川崎医科大学と埼玉医科大学、独協大学と北里大学、帝京大学と東海大学あたりで迷われる受験生が多いかもしれません。

甲乙つけがたい選択となりますが、やはり問題との相性が大事です。
あとは、時間割と各教科の配点によって選択が分かれるかと思います。

昨年のフォレスト生から、
「苦手な理科で撃沈し、もう午前で帰りたくなった」とか、「苦手な数学が出来ずに、その後の教科をどんよりした気持ちのまま受けてしまった」という失敗談が聞かれました。

もし、受験校選びで迷ったら、時間割も考慮しても良いかもしれません。

教務スタッフ

医学部受験の出願作戦①

2015年12月16日

各大学の受験日が重なる大学があります。

まず、杏林大学の2次試験と東邦大学の1次試験です。
とりあえず両方出願し、杏林の1次試験の結果が残念な場合は東邦の1次試験を受ける、という作戦を立てる受験生がいます。
東邦大学は2013年の入学者から学費を下げ、難易度が高まりました。
両方の試験対策をして、手応えを感じている受験生は両方出願が可能かと思います。
東邦大学は英語の配点が高いという特徴が顕著に出ており、英文も医学的な内容が含まれることが予想されることから、英語が得意な人にとっては杏林より東邦のほうが向いているかもしれません。
要するに、大学との相性もありますので、偏差値の難易度で一概には決められないのです。

このように、医学部受験は偏差値だけではなく自分に問題が向いているかどうかで、合否が分かれてしまうのだと考え、先ずは、己の力と出題傾向をしっかり分析して受験校を決断してはいかがでしょうか。

教務スタッフ

医学部願書の取り寄せ

2015年12月14日

フォレストでは9月中旬に願書購入の注文をとり、一括で購入し、一部の大学を除き10月初旬に生徒にお渡ししています。

しかし、模試の結果や過去問対策をする中で志望大学が変わってきますので、今になって願書を買い求める生徒が出てきました。
幸い、フォレストの最寄の駅前に願書を販売している書店があり、事なきを得ています。

一部の大学では書店の取り扱いがない大学もあり、そういうときはテレメールが便利です。

ただし、金沢医科大学、久留米医科大学などのテレメールの支払いは、郵便小為替を大学に郵送しなくてはなりません。
フォレストでは、スタッフがそのお手伝いをしていますが、郵便小為替はゆうちょ銀行の窓口が開いてる9時から16時の取り扱いとなり、12月から1月始めは郵便局がひどく混雑することからご注意ください。

教務スタッフ

医学部入試の受験番号②

2015年12月11日

基本的には早く出願し、早めの受験番号を取得することをお勧めします。
なぜなら、2次試験の面接は受験番号順に行われることが多く、また、書類に不備が見つかったときに対応する時間が十分にとれるからです。

小論文が2次試験で実施されない大学では、集合時間が受験番号ごとに分かれ、面接の待ち時間がさほど長くなりません。
でも、2次試験の集合時間が1次合格者全員同じ場合は、朝から夕方5時過ぎまでかかってしまうこともあります。
試験の待ち時間というのは、長い緊張感や不安感に襲われて疲れるものです。
面接の質問を想定し、あれやこれやと答えを模索したりするのに時間を費やしがちで、待ち時間に勉強をしてれば良いやなどと思っていても、なかなか落ち着いて学習するのはむずかしいようです。

ですから、早く試験会場を後にし、自宅や予備校で次の試験に備えたり、疲労回復するのに時間を費やしたほうが良いのではないでしょうか。

教務スタッフ

医学部入試の受験番号①

2015年12月7日

いよいよ7日から私立医学部の出願が開始し、受験シーズンの幕開けです。

受験、楽しみですか?
楽しみな受験生は頼もしいですね。
でも、まだ2ヶ月近くあります。
その頃までには二度と問題を見たくないと思えるほど、自分を追い込んで欲しいと思っています。

受験は早く出願しても、遅く出願しても合否に影響はありません。
ちなみにわが子は、受験番号が始めの20番までと、最後の30番までの大学両方に合格しました。
しかし、杏林大学のセンター利用の試験では締切日ギリギリに送付し、希望の面接日になれず唖然としたこともありました。

杏林のセンター利用の試験は出願者全員が面接を受けますので、融通が利かなかったのかもしれません。
この杏林のセンターと帝京などは出願者全員の面接をしてくれる為、面接の練習代わりに出願する受験生もいるようです。

教務スタッフ

医学部入試の特待生と地域枠

2015年12月4日

特待生や地域医療医師修学金貸与(地域枠)の制度を有する大学があります。
興味のある方は、各大学の募集要項をご確認ください。
地域枠の募集方法は、大学、都道府県によって異なり、すでに応募が終了している県もあるのでご注意ください。

入学を辞退できない順天堂大学、東京慈恵会医科大学などの地域枠は、難易度がそれほど高くない年もあるようです。
というのも、順天堂、慈恵の正規合格者のなかには、東大理類、東京医科歯科、千葉大医学部など、国立大学の中でも超難関校を本命として狙う受験生も多いのです。                             そのため、国立を本気で目指す受験生にとって、私立はあえて縛りのある地域枠を避けたいという心理が 働くのかもしれません。
その結果、地域枠が穴場となる場合があるのでしょう。

他方で、特待生になると学費の全額、または半額が免除となる北里大学、500万円が免除される東京医科大学などはかなりの人気です。
特待生の場合は入学辞退ももちろん自由ですので、低い学費を求めて多くの受験者が挑戦します。
ですから、模試の結果や出願者数では合格が読めなくなる可能性があります。
しかし、上位者がごそっと抜けることを見越して、1次試験さえ合格すればチャンスはあるかもしれません。
また、入学後に修学金貸与に応募する制度の場合は、入試の時より容易に借りられるようです。

教務スタッフ

証明写真

2015年12月1日

証明写真のサイズと枚数を記載した一覧表を本校の生徒へ配布いたしましたが、
念のため、募集要項でも各自でご確認下さい。

出願書類に添付する顔写真は、試験官に不審・不快を与えない程度のものであれば、
よほどのことがない限り合格に影響はないと思われます。
ただ、出願書類の写真がそのまま6年間の学生証の写真となってしまう大学もあります。
しかも、その学生証は名札として首から提げている大学もありますのでご注意下さい。

CDに写真データを保存してもらうことをお薦めします。
急に出願書類の写真が足りなくなったり、入学手続きや入学後の学生活動、アルバイトの応募、英検など様々な場面で必要になるときがあるからです。
そんなときCDがあれば24時間コンビ二でも、近所の写真店でも手軽に現像でき便利です。

教務スタッフ

出願までの流れ

2015年11月16日

願書につきましては、一括取り寄せを申し込み頂いた生徒にはすでに配布が終了しました。
26日頃、河合模試の結果が返却されます。

それと各大学の募集要項(日程、納付金、手続き締切日、奨学生等の制度)を参考にしながら、お子様と受験校についてご相談ください。

20日頃から進学アドバイザーの望月が受験校決定のための面談を生徒一人ひとりと行います。
19日に志望校調査票を生徒に配布しますので、29日までにご提出ください。

16日には試験日の一覧表と証明写真のご案内も配布します。
各ご家庭で、証明写真の準備をお願いいたします。

そろそろ出身校の調査書手配もお願いいたします。
その際、「3ヶ月以内のもの」という記載が募集要項にある場合は、出願先の大学で書類受理を確認した日から3ヶ月以内の発行日にしたほうが良いでしょう。

その他、受験料の振込期間、出願書類の提出期間などもチェックしてください。

募集要項をよくお読みになり、もしご不明な点がございましたら、遠慮なくメールにてお問合せください。

教務スタッフ

医学部受験の志望校選び②

2015年11月9日

志望校選びに学費も検討材料になるかと思います。
難易度が高いほど学費は低く、だいたい難易度と反比例しています。

ただ、ここで注意していただきたい点が2つあります。

まず、1つ目。近年、学費の値下げ競争が行われていますが、なかには留年者の多い大学もあります。
留年者にとっては学費が1年分多くなってしまうので、安いと思っていたはずが、高額な追加料金がかかります。

最近は国際基準を満たしたカリキュラムが組まれ始めているので、どこの大学も授業はキツキツで、親世代の医学部より大変なようです。

となると、2つ目、通学の利便性が重要になってきます。
電車やバスを乗り継ぐと、けっこう時間も交通費もかかります。
高学年になると早朝の実習などがあり、通いきれないという理由でひとり暮らしを始める学生もよくいます。

通うのは駅からの徒歩時間も入れて1時間前後が良いところではないでしょうか。
それ以上時間がかかると本人の苦痛が大きく、遅刻したり、サボったりする可能性も高くなります。
また、学年によって校舎が違う大学もあります。

そして、意外と知られていないのは部活動の活動場所です。
都心の大学ではずいぶん苦労しているようです。
定期が使えずこれまた交通費もかかります。

教務スタッフ