医学部情報」カテゴリーアーカイブ

2浪で掴み取った埼玉医大必勝勉強法

2016年4月27日

私の夏前まで行っていた勉強法について述べたいと思います。

私は2浪しましたが、合格した年の夏前までに基礎力の教科を行っていました。

物理、数学、英語、化学全てにおいて基本的な問題は完璧に解けるようにしておきました。

問題集で間違ったところにはチェックをつけ、解けるようになるまで何度もくりかえしました。

また、授業の復習もしっかりと行いました。

予習の段階で解けた問題も、授業をもう一回繰り返すように思い出しながら解き直したりしていました。

復習後テキストにも同様にチェックをつけ、〇ならもう見直さない、△ならまるになるまで、×なら2回できるようになるまで何度もやり直しました。

基礎力をつけるためにはコツコツとやらなくてはならず大変だとおもいますが、一番大事なことだと思うので、毎日の積み重ねを大切にして行い続けてください。

心が折れそうになったときは先生に質問やお話をしたり、チューターの方と話したりしてモチベーションを保つようにして欲しいと思います。

埼玉医科大学4年 KI

埼玉医大の授業風景

2016年4月27日

大学の授業で印象に残っている授業について述べたいと思います。

私が印象に残っている授業は特に2年生のときに行った解剖実習です。
これは実際に献体を解剖し人の筋肉や臓器の位置や構造を学びます。

教科書で見るのと個人によって大きさや位置が違うことに気づけたり、印象の残り方も教科書で見るよりもすごく鮮明に覚えられました。

また、3年生では看護業務体験というのがあり、看護師さんのもとで一日業務を体験するというのがあります。

この実習を通して看護師さんの仕事の内容や医師に求めていること、医師との仕事の違いがわかり大変有意義な実習となった気がします。

また3年時では1、2年生に比べ臨床に必要な病気や治療などを学びます。
なので、勉強もやりがいを感じ楽しく感じられると思いました。

埼玉医科大学4年 KI

天皇陛下執刀医、天野篤教授の講演会

2016年4月23日

22日に九段下のホテルグランドパレスにて、りそな総合研究所主催の朝食懇談会が開かれました。
演者は天皇陛下の執刀医、順天堂大学医学部教授の天野篤氏で、「心臓外科ひとすじ」という演題で講演をされました。

スライドを使いながら、順天堂の今後の展望やご自身の学生時代の思い出話から始まり、医師の駆け出しの頃のお話、40代、50代でのライフワークのお話など大変貴重な内容でした。
とくに、医師として生き抜くために、患者の命を救うために自己犠牲を惜しまず、全力で他人がしないことを主体的に実行されたきた姿は、拝聴していてとても感銘を受けました。

医学部を目指す受験生にとっても通じるお話もたくさんありました。
いまのうちに基礎学力をしっかりつけ、そのためにはタフな体力を鍛えることも忘れてはいけません。
医師はとてもハードな職業なので、粉骨砕身一生努力し続ける気持ちがないと途中で挫折するでしょう。

いまや、医学部での留年や放校がかなり目立つようになりました。
念願の医学部に合格しても、その後やる気がなくなり、研究についていけなくなると医師になることが難しくなります。
その意味でも、受験生は本当に医師になりたいのか、なぜその大学なのか、といった質問を自分に何度も問いかけてみましょう。

教務スタッフ

埼玉医大の大学生活

2016年4月18日

埼玉医科大学に来ればわかると思うのですが、本当に何もない田舎です。
ですが、住めば都といいますかとても楽しい大学生活を過ごしています。

授業を受ける場所は他に比べてきれいなのでとても快適です。
落合ホールという医学部生のみが利用できる勉強スペースもあり、試験前はここで勉強をし、友達と教えあったり情報を共有しています。

また、ほぼ全ての学生が部活動に入っています。
この大学にはサークルが存在しない為、全て部活動として活動しています。
そのためどの部活の練習はしっかりやっています。部活ごとに雰囲気はちがうのですが練習がきついところのあれば、練習はやるときはやって遊びも全力みたいな部活もあります。
周囲には何もないためなのかわかりませんが、部活も関係なく先輩、後輩、同期と仲良くなります。
大学全体で上下や横のつながりが強いのも魅力の一つだと思います。

今年の新入生は現役または1浪生が多く、かなり若返ったように思います。
ぜひチャンスを生かしてがんばってほしいです。

埼玉医科大学4年 KI

4回目のチャレンジで東邦へ

2016年4月8日

先日、4回目のチャレンジでついに東邦大学医学部に合格を勝ち取った生徒がいました。

いままで十分な実力があり、模試では偏差値70を超えながら、なかなか本番では結果につながらなかったWSさん。
それでも腐らず、コツコツ必死に毎日勉強を続けた結果、ついに東邦の繰上合格を勝ち取りました!

他学部に進学しようか、かなり悩んだと思いますが、最後の最後で神様からの贈り物によってどん底から這い上がることができました。

やはり、継続は力なり、ですね。
諦めないことの大切さ、続けていればいつか花が咲く、と信じて努力しつづけてきたWSさんに拍手喝采でお祝いしたいと思います。

本当におめでとうございました!!!
よい医師となって患者さんのために尽力してくださいね。

教務スタッフ

聖マリ繰り上げ状況

2016年4月8日

聖マリアンナ医科大学では4月5日に2度繰り上げ合格の発表がありました。

4月5日の段階で2名繰り上がり、そこで合格者が確定したようなのですが、その日のうちにさらに1名が繰り上がったのです。

それは、2名のうちの1名が辞退したのではなく、すでに合格が決まっていた人のなかで辞退者が出たようです。
その結果、同じ日に1名がさらに繰上合格となったとのことです。(大学関係者より)

今年は135番まで繰上合格が出ました。
これは例年以上の数です。
やはり例年以上に今年は国立大や難関大受験者がごっそり正規合格を持ち去り、その分繰上合格が激増したのだと考えられます。

教務スタッフ

医学部女子専門予備校の必要性②

2016年3月17日

≪新御三家は女子に不利?≫

新御三家(慶應、順天、慈恵)の入試は女子に不利だといわれています。
数年前、慶應と慈恵の入試担当者にそのことを尋ねました。
慶應の担当者は、「成績順だけで合否を出している」、慈恵の入試担当者は、「女子は男子より数学と理科が苦手だから」と、答えてくださいました。

本当に女子は男子より理数科目が苦手なのでしょうか?

NEWSポストセブンに 『有名進学塾のトップ層小学生 「小5の算数」で男女差が出る!』 という記事を見つけました。
ここに出てくる塾は私もよく知っていますが、本当に上位のクラスには女子が少ないです。
男子に比べ、女子は成長が早く、精神的にしっかりしていて目標を持って学習している子が多いにもかかわらずです。
それはなぜなのでしょうか?
私も、算数の出来によってクラスが上下し、他の科目のできぐあいではあまり動かない生徒を見て、このS塾のクラス分けは算数で差がつくのではないかと感じていました。

S塾の2015年4月の首都圏中学の合格率80%の偏差値は次の通りです。
男子校 筑波大付属駒場中学校70
男子校 開成中学校66
男子校 聖光学院中学校63
共学 渋谷教育学園幕張中学校2次63
女子(共学)慶応義塾中等部63(男子56)
女子校 桜蔭中学校62
共学 渋谷教育学園幕張中学校1次62

S塾の保護者会では、「自分の偏差値より5以上高い中学を目標にすると、子どものモチベーションが上がる」と、話された先生がいらしたそうです。
女子の入れる学校は63が最高なので男子よりムリをしなくてすむ、という考えがどこかで働いてしまうのかもしれません。
前述のNEWSポストセブンの記事では、「自分は算数が苦手」という思い込みが一番やっかいだと言っています。

教務スタッフ

3月20日、北里大学のオープンキャンパス開催!!

2016年3月16日

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夏休みに開催されることが多い大学のオープンキャンパスですが、北里大学のオープンキャンパスが20日に開催されます。

夏だと、夏期講習があります。
また、暑いので、電車とバスの移動はかなり消耗します。
この週末は、サクラの開花が見られるのではないかと言われるほどの良いお天気が予想されています。
高校3年生も、もう一度医学部受験に挑戦すると決めた受験生も、気分転換を兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと、これからの受験勉強のモチベーションが上がることでしょう。

それから、今年、医学部受験をした人は、必ず成績開示をしてください。
そろそろ手続きが始まる大学があります。
各大学により、その手続き方法は異なるので、募集要項などで確認してください。
募集要項に載っていなくとも、電話で尋ねれば教えてくれる大学もあります。
また、開示請求には、受験票が必要ですので処分しないでください。
もし、既に処分していてもなんとかしてくれる場合もあるのでご安心ください。

成績開示をしないと、これからの戦略が立てにくくなります。

教務スタッフ

医学部繰り上げ合格の展望⑤

2016年3月12日

2015年の大学入試は、数学・理科において、新課程の学習指導要領を学んだ高校生が受験した初めての年でした。
そのため、過年度卒業生に対し、センター試験では別問題が用意され、私立大学医学部も慈恵などの一部を除いては過年度生にも考慮した問題が出題されました。
ところが、今年はその対応がなく、全面的に新課程からの出題になりました。

2浪以上の国公立や難関校受験者も、いつも以上に慎重に受験大学を選ばざるを得なかったのではないでしょうか?
そして、さらに医学部人気は高まるばかりで、今年は本当に正規合格が遠く感じました。
国公立や難関大学受験者層が、私立医学部の合格をたくさん持っていたせいか、ここにきて、日大、東京医科、杏林、東京女子医など、昨年を上回るペースで回り始めました。
最難関校の繰上状況ですが、補欠番号のつく慈恵、日医などでも国公立大学合格発表後の大きな動きは把握できていませんが、まもなく大きく回り始めるはずです。

頑張った分だけ、その頑張りを維持し続けることは容易ではありません。
どうか、たくさんの皆様に合格が届きますように。

教務スタッフ

医学部繰り上げ合格の展望④

2016年3月12日

この時期、どちらの大学へ行こうか迷われている受験生もいらっしゃることでしょう。

親世代の時とは、大きく状況が異なってきています。皆様へご提案したいのは、立地条件で選ぶということです。
○ どこから通うのか。
もし一人暮らしをするとしたら、どのような環境、設備の物件があり、いくらくらいで借りれるのか。
○ 通うのにどのくらい時間がかかるのか。
○ 乗り換え回数、ラッシュ状況

などを考えてみてください。
最近の医学部は進級が厳しくなっており、その最大の原因は欠席が多いという自らの失態によるものです。
ですから、なるべく通いやすい大学を選んだほうがよいかと思います。

本来、大学生になったら自己責任だと思います。
しかし、医学部の大学から、「大学生になったからといって、お子さんから目を離さないでください」と、言われた保護者様が何人かいます。
最近の大学の医学部では、年に1、2回父母会なるものと個人面談が任意で行なわれ、その場にご両親で出向くご家庭も少なくないようです。
最近の子どもは小さい頃から手をかけられて育っています。
ですから、急に手を離すとやるべきことができない学生が多いようです。
誰かが助けてくれるという甘い考えのある学生もいます。
学生が大学から呼び出され泣いて謝りに行っても、もう手遅れです。

それでも、他学部なら自分の人生なのだからと何年かかって卒業しても目をつぶれるのですが、私立大学医学部は留年すると、500万円前後の負担が重くのしかかります。
6年で卒業できない学生が3分の1もいると聞く大学もあります。
ですから、私立医学部の親御さんは、大学入試でホッとなさっても、ご心配が国家試験に合格するまで続くようです。

よく受験生は、どっちの大学の方がレベルが高いのかと比べます。
大学の質を比べるのはたくさんの要素がありすぎてむずかしいです。
入試の難易度を比べるても、問題の傾向が違いますし、人によってあそこがダメでここが受かったというのが異なるためどっちが良いかなんて一概には言えません。

大学案内の後ろの方に、入学者の男女比、卒業年度、出身校などを載せている大学があるので、これを参考に検討してみてはいかがでしょうか。
特に、出身校。地元の高校以外わかりにくいかもしれませんが、公立高校、私立進学校、ミッション系など出身校によって、なんとなく大学のカラーが見えてくるかもしれません。

たくさんの受験生が繰り上げ合格を祈る気持ちで待っておられます。
進学する大学が決まったら、速やかに辞退する大学に申し出るようにお願いいたします。

教務スタッフ