5月に入り、日曜日には模試もあり、そろそろ疲れが溜まってきた頃かと思います。
疲れやストレスが溜まると、誰かや何かを責めたくなることがあると思います。「自分はこんなにがんばっているのに」、「こうあるべきなのに」と理不尽な怒りを外部に向けがちです。対象となるものは、社会かもしれない、親かもしれない、電車で乗り合わせた知らない人かもしれません。
誰しも、怒りたくて怒っている訳ではありません。怒りとは二次感情であり、そのもとには、自覚していない「自分の価値観を分かってほしい、自分を承認してほしい」という一次感情があるものです。怒っている時、自分でもその怒りがどこから来るのかわからずに、怒っていることさえ自覚していない場合もあります。
怒りが収まらないときは、深呼吸をしましょう。感情に支配されてはいけません。ネガティブな感情で回りを巻き込んではいけないからです。自分の価値観や知識だけで判断せず、広い視野を持って、感謝の気持ちを持ちましょう。感謝の気持ちを持つだけで、穏やかな気持ちになれることは言うまでもありません。
怒ることは悪いことだけではありません。怒りをパワーに変えれば、何かを成し遂げることだってできます。勉強に集中して、良い結果を残すことにもつながります。
怒りを感じたら、このことをちょっと思い出してみてくださいね。
教務 松井