医学部では一部の大学で英作文が出題されますが、なかなか対策の仕方が分からずに添削だけで乗り切ろうとする受験生も多いようなので、基本的な勉強の姿勢を改めて確認しましょう。
①英作文参考書を用いて典型的な表現を暗記する
英作文での基本姿勢として、「自分が知らない表現は極力避ける」ことが重要です。日本語を英語に直訳し、知っている単語を結びつけていても「英語として正しい文」になっているかどうかは分かりません。
まずは市販の参考書で重要表現を暗記し、そな表現を用いた練習問題を多くこなしましょう。
②日本語を無理矢理直訳しない
①を生かすためには、課題英作文であれば、問題文の日本語を「分かりやすい・英語で書きやすい日本語」に直してから書くことが必要になります。難しい日本語に対応する英語を探すのではなく、自分が表現できる英語表現に解釈し直す癖をつけましょう。
③中学レベルの英文法で避けられるミスはしない
どれだけうまく英語が書けていると思っても、文法や単語の綴りミスで減点が増えれば思うような点数にはつながりません。
特に「3単現のs」「名詞の単複」「監視の有無(aとtheの使い分け)」「時制」といった項目は普段から注意する習慣がないと、どうしてもミスが避けられません。
以上、3点はとても基本的なことなのですが、過去問や授業の予習復習だけでは実は改善しにくいことでもあります。
もちろん書いた英作文は添削してもらう際、自分のしやすいミスに気づくことも重要ですので、担当の英語の先生等にアドバイスを求めて、残りの期間で修正をしていきましょう。
小島