第22回目のフォレストクイズ25です。今日・11月17日は「肺がん撲滅デー」です。国際肺癌学会が制定した日であり、これに合わせて11月は「肺がん啓発月間」となっています。肺がんは現在(2023年のデータ)の日本におけるガンの死亡数順では男性で1位、女性で2位(女性で1位は大腸がん)となっており、撲滅デーなどで肺がんを減らすための啓蒙活動が行われています。「タバコが肺がんのリスクを高める」ということは広く知られたことかと思いますが、喫煙者でなくとも肺がんにかかることも珍しいことではありません。肺がんは初期症状から早期発見することが難しいとされていますので、定期的な検診が重要です。ちなみに、肺がんの撲滅と禁煙の推進のシンボルとしては「パール&ホワイトリボン」というものがあります。
さて、今日・11月17日はもう一つ、別の医学的な事項の啓発の日となっています。今回はそちらを出題します。
Q.日本において「早産」とは、妊娠何週目の期間までに出産することを指す?
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A.36週目
今日・11月17日は「世界早産児デー」です。日本においては日本産科婦人科学会の定義により、妊娠37週目から41週目までに生まれることを「正期産」、22週目から36週目までに生まれることを「早産」と呼んでいます。毎年世界で生まれる子供のうち、10人に1人は早産児であるとされるとともに、子供の死因としては最も多いものとされています(胎児の肺や脳が発達するのは妊娠34週目ごろとされています)。日本はNICU(新生児集中治療室)による治療や「リトルベビーハンドブック」と呼ばれる早産児に関する手帳の配布など、早産児治療に関して先進的な面がありますが、世界を見れば早産児が多く生まれている地域も現存しており、世界レベルで進展が求められる分野といえるでしょう。
フォレストでは冬期のスケジュールとなり、通常の授業ではなく「ファイナルゼミ」や「二次対策」といった授業が増えています。いかにして合格に向けて自らを仕上げていくか、ということが問われる時期に差し掛かっています。合格に向けて、いわゆる「偏差値」の部分以外も大きく伸ばしていきましょう。もちろん「手洗い・うがい」など健康管理も大切に。頑張れフォレスト生!
メディカルフォレスト 上山
出典
日本産科婦人科学会 https://www.jsog.or.jp/citizen/5708/
世界早産児デー https://www.join.or.jp/world-prematurity-day
UNICEF 早産児について https://www.unicef.or.jp/news/2023/0079.html
肺がん撲滅デー 福島赤十字病院 https://www.fukushima-med-jrc.jp/data/news20241117.pdf
パール&ホワイトリボン 日本肺がん学会 https://www.haigan.gr.jp/project/ribbon/
