モチベーション」カテゴリーアーカイブ

病院の朝は早い!

2024年10月13日

こんにちは!

暑さが収まり涼しく過ごしやすくなってきた一方で、受験生のみなさんは推薦対策・出願準備・過去問演習…と毎日のルーティンに加えてやることが重なり忙しい日々を送っているころかもしれません…。

ついつい無理をしてしまいがちな時期かと思いますが、一度体調を崩してしまうと療養したり病院に行ったりで余計にタイムロスをしてしまいます。

ぜひ、こまめに自分の体調と相談しながら”崩れる前に休む!”を心がけてこの先の大事な期間を過ごしてほしいと思います。

そして今日は、私が医学生として病院実習に伺ったときに気づいたことをお伝えできればなと思います。タイトルの通り、”病院の朝は早い!”です。

私は元々夜型の体質で、でも医師という職種は夜勤があるからこの体質のままでも支障はないかなぁと医学部入学前には思っていました。

しかしながらやはり実際に患者さんがいらっしゃるのは昼間の時間がメインですので、朝9:00に外来をスタートさせるためにはそれより前に病院に着いて着替えや準備を済ませ、担当患者さんについてのカルテチェックやカンファレンスまで終えていなくてはならないのです。

今、入試のスケジュールに合わせて朝型の生活をしようねと色んな人に言われている時期でもあるかと思います。

私自身は夜型体質の人間なので、夜型の生活から朝型に切り替えることがどれほど難しいかもわかりますし、油断するとすぐに夜更かししそうになってしまいます。

でも、今この時期に朝型に切り替えておくことができれば、医学生になってからも医師になってからも将来にわたってとても役立つことは確かです。

朝9:00スタート、メディカルフォレストの開始時間と同じですね!

ぜひ医師になった未来を見据えながら、朝の時間を有効に使ってほしいと思います!

がんばれ、フォレスト生★

深見

 

あっという間に10月★

2024年10月8日

こんにちは、アドバイザーの望月です。

あっという間に10月に突入です!
大学入学共通テストまで残り102日となり、
いよいよという感じですね。
出願締め切りが昨日まででしたが、
受験される方、出願できましたでしょうか??

フォレストでは学校推薦型選抜、総合型選抜の対策も始まり、
校舎の雰囲気もピリッとし始めました!

校外模試も終了し、あとは結果が手元に届くのをまつのみ。
模試で自分の力を試したい人もいれば、何となく受ける人、学校で指示されたから受ける人、模試を受ける思いも様々ですよね。
模試を受ける意味は、

・弱点科目、分野を把握する
・志望大学合格までの距離を知る

漠然と受験するのでなく目的をもって受験しましょう。

「個人成績表」が手元にくると、偏差値や合格可能性評価ばかりに気になってしまうかもしれません。
評価はあくまでも「模試を受験した時点での目安」ですので、A判定をとっていても、実際の入試で思うように力が出せないこともありますし、逆に模試でよい判定がとれなくても、本番では合格する、ということもたくさんあります。評価が良かったからと安心せず、また、悪かったからと諦めたりせず、何が出来ていて、何ができなかったかを明確にして、目標に向かって頑張っていきましょう。

まだまだこれから!
最後まで気持ちをきらさずがんばっていきましょう!

がんばれ、フォレスト生★

望月

「これまで」を決めるもの

2024年1月6日

共通テストまで7日、私立医学部入試まで10日となりました。
皆さん追い込み時期と必死に頑張っていることと思います。

長く勉強してきたことが実を結ぶかどうかは、これまでどう頑張ってきたか、ということのみに焦点を当てられがちですが、私はあと一週間でもまだまだ挽回できることはあると思います。

“「これまで」が「これから」を決めるのではなく、「これから」が「これまで」を決める。”

という言葉があります。
これからの試験がこれまで勉強してきた意味を決める、という解釈もできますが、残された期間これからすることや試験期間中のメンタルコントロールなど、これからできることで、今までしてきたことの意味が決まる、という意味にも受け取れます。

普段のテストや模試にも波があるように受験期間中にも波があると思います。
医学部の受験期間は長いです。「あまりできなかった」とずっと落ち込む人とサラっと切り替えられる人、どちらが次の試験に良い状態で臨めるかは言うまでもありません。
過ぎた試験のことは悩んでも何も変わりません。波はあるものと思って、次の試験のために、その時これからできることをしましょう。

試験期間中は“これから”できることに徹して受験マラソンを乗り切ってください。

医学部専門予備校 メディカルフォレスト池袋校 大内

推薦入試を終えたみなさんへ

2023年12月16日

こんばんは、メディカルフォレスト卒業生の深見です。
思いがけない暖冬で12月も中旬という実感がなかなか湧きません…。
とはいえ冬も深まり、地方から上京して寮で生活している受験生のみなさんは来るクリスマス・年越しを勉強しながら1人で過ごす…という方も多くいらっしゃると思います。
ぜひこんな日くらいは、夕食にクリスマスケーキやちょっと贅沢なものを食べてくださいね♪
私は受験生時代、そうして自分を労いつつ受験期に向かっていました。

さて、推薦入試が終わり人それぞれ様々な結果と向き合っている季節なのではないかなと思います。
見事合格できた人も、思うような結果を得られなかった人もいらっしゃると思います。
まず私は推薦入試を受けることすらしなかった人間なので、結果に関係なく、他の受験生よりも早く医学部入試を闘ってきた推薦受験生のみなさんを本当に尊敬しています。
そして今回は、その中でも推薦入試で惜しくも合格をもらえなかった人に向けてのメッセージを書きたいと思います。

まず初めに、自分たちは他の受験生よりも早くに対策をして、医学部受験を先に経験してきたということに誇りと自信をもってこの先の一般入試を闘ってほしいです!
私は自分自身が受験した経験も踏まえて、”合格できなかった”とき、その理由は一つではないと思っています。
単純に努力や勉強量が足りない、元の基礎学力が足りない、ということも理由の一つとしてあるとは思いますが、特に私立医学部の受験においては大学との相性もかなり大切な要素だと思うのです。
そのため、同じ努力をして同じ偏差値の大学を受験しても人により合否に差が出ることはあり得ます。
もちろん努力をしてしっかり勉強して対策をして…ということは医学部受験において大前提ではありますが、それでも合格できなかった時は深く落ち込み過ぎずに”この大学の推薦入試とは相性が良くなかったのかも”と切り替えて前を向いてください。
しっかり前を向いて努力を続けた先の一般入試できっと、もっと相性の良い大学に巡り合えると思います。

私自身、”推薦を受けていたら…”とか”もう1年早く合格できていたら…”ということは受験生時代何度も思いましたが、今になって考えるのは、”一般入試だったから”、”1年長く浪人したから”こそ受けられた新しい受験方式や出会えた仲間がたくさんあるということです。
6年間という長い学生生活を過ごす大学選び…、ぜひみなさんが納得のいく進路に進めるよう心から願っています。
モチベーションが上がらない時はいつでもお話聞きますので遠慮なく受付に来てくださいね!
お待ちしています♪

医学部専門予備校メディカルフォレスト 深見

切替が大切

2023年12月9日

学校推薦型選抜、総合型選抜の合格者、おめでとうございます。
コツコツとよく勉強していました。
嬉しそうに予備校を卒業していく姿は晴れがましいです。

残念ながら希望がかなわなかった生徒もお疲れ様でした。
動じずに授業に、自習に取り組む姿は立派です。
中にはスタッフの仕事を気遣ってくれる生徒までいます。
本当に頭が下がる思いです。

あともう少しの辛抱。
最後までスタッフ一同応援していますよ。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 笹沼

受験勉強と医学部の勉強

2023年11月25日

こんばんは、メディカルフォレスト卒業生の深見です。
急激に気温が下がり、街並みにイルミネーションが映える季節となってきました。
受験生のみなさんはインフルエンザや風邪に罹患しないよう最大限気をつけてください!

今回は、”受験勉強と医学部の勉強”というタイトルにしてみました。
私もそうでしたが、受験勉強をしていると誰しも一度は「この教科って医学部と関係あるの?」と思ってしまうことがあるのではないかと思います。
私はまだまだ未熟な医学生ですが、少しずつ医学を学んでいく中で「受験勉強ってここで役に立つのか…!」と感じることがいくつかありましたので紹介させていただきます。

まず、生物は本当に医学部の勉強と直結します。
私は物理選択だったので医学部に入ってからほぼ初見でとても苦労しましたが、メディカルフォレストの生物の授業後に板書を消しに行くと実際に医学部で学ぶ基礎医学と遜色ない内容を取り扱っていてとても驚きました。
人体のしくみだけでなく遺伝や発生のメカニズムなども医学部で学びますので、生物選択の人は入学後の基礎医学でとてもアドバンテージになると思います。

次に英語ですが、話す・聞く力は留学生や外国人患者さんとお話しするときに使います。しかしながら最も使うのは論文を読む際の”英語を読む力”かと思います。
とにかく論文は英語なので、英文をさらっと読めると本当に楽です。もちろん現代では翻訳アプリもありますが、文法の繋がりが不完全な時や翻訳の手間がありますのである程度の英語力は必要です。

次に化学ですが、生化学の分野で必要なことは想像がつくかと思います。しかし、以前に皮膚科の金属アレルギーの講義でイオン化傾向の話が出てきて私としては少し驚きました。例えば同じ金属であっても乾いた肌の状態と汗をかいた状態でアレルギー症状の出方が異なり、それは汗に含まれる塩化物イオンによって金属がイオン化するから…といった話でしたが、意外なところで受験化学が役に立つことがわかりとても印象的でした。

続いて物理は整形外科や放射線科などの分野で役に立ちます。整形外科ではどこに重心がかかるかなどを考えてリハビリ器具や身体の負担を考えますし、放射線科では放射性物質の透過率等を考慮してできる限り体に害のない治療計画を作成します。

最後に数学ですが…。どちらかというと学ぶ内容よりも思考の過程を使っていくような実感があります。もちろん研究の分野で必要な統計学では積分などを用いますが、臨床分野であれば、この検査結果が出たから次はこの検査、この治療で効果が得られないから次はこの治療…といった選択の過程が数学に似ているのかなと思います。私は数学が苦手だったのでこれ以上は言えませんが…。

とにかく、今みなさんが学んでいる受験勉強はこの先の医学部の勉強にも繋がっている!ということがお伝えできればなと思い今回はこのテーマにしてみました。
しかし、実のところなにより受験勉強が役に立つと感じたのは内容云々よりも勉強の習慣です。
医学部の単位は全て取れないと留年になってしまうのですが、そんな大切な試験勉強前には”受験生の時にあれだけ頑張れたのだから大丈夫!”と思って勉強に向き合っています。今みなさんが培っている長時間机に向かう集中力・誘惑に負けないメンタルの強さこそが実は医学部で一番役に立つのかも…と私は密かに思っています。

少しでも医学部受験生が受験勉強と向き合うモチベーションになりますように…。

医学部専門予備校メディカルフォレスト 深見